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ワイン名称に出てくるフランス語の「Côte」と「Coteaux」の違いとは?

 タイトルの通り、ワインの名称に出てくる 「Côte」 と 「Coteaux」 は非常に紛らわしい言葉です。 両者ともに丘陵地や斜面を表す言葉ですが、「Côte」は 「コート」 、「Coteaux」は 「コトー」 と表記されることが多いようです。 「Côte」 を含んだワイン名の例としては次のようなものがあります: ・Côtes du Rhône (コート・デュ・ローヌ) ・Côtes de Provence (コート・ド・プロヴァンス) 一方で、 「Coteaux」 を含んだワイン名の例としては次のようなものがあります: ・Coteaux Champenois (コトー・シャンプノワ) ・Coteaux Bourguignons (コトー・ブルギニヨン) この2つの言葉の違いを調べてみましたが、どうやら 「Côte」 の方が狭い、特定の丘陵地・斜面を表し、 「Coteaux」 は比較的広い地域を表し、複数の丘陵地・斜面を表すことが多いようです。 例えば、 「Côtes du Rhône 」 はローヌ川沿いにある斜面という特定の地域のブドウ畑から造られたワインを示しています。一方で、 「Coteaux Champenois」 は、シャンパーニュ地方にある広範囲の数々の丘陵地から造られたワインを指しているようです。 詳しいことはそこまでよくわかりませんが、 ・「Côte」 → 狭い、特定のエリア ・「Coteaux」 → 広い、包括的なエリア のような使われ方のようです。 ちなみに、プロヴァンス地方のロゼワインのAOCでは、広さにそんなに違いがないにも関わらず「Côte」と「Coteaux」 の名が付くAOCが入り混じっています。 「Côte」と「Coteaux」 のどちらが含まれるのかは、必ずしも広さだけでは決まらないようです。 <了>

WSETレベル3の英語受講から合格までの体験記(難易度、勉強法、合格の秘訣など)




ワインの素人だった私が、ワインの勉強をまじめに始めて2年目にWSETレベル3の英語試験を合格した勉強法を紹介したいと思います。


WSETは世界で通用するワイン資格です。主催団体によればレベル3は、

ワインの業界で働くプロフェッショナルおよびワイン愛好家を対象とした上級レベルの資格です。

全世界で通用する資格であるために、海外のワイナリーに行ってWSETのレベル3を持っていると言えば、ワインについてはそれなりに知っていると思ってもらえるようです。

いつか海外のワイナリーを訪れることを思い描きながら、WSETレベル3に挑戦をした軌跡を紹介します。

(参考記事:意外に高い?WSETの合格率




なぜWSETレベル3を受験?


私にとってのワインの勉強は、飲み友達作りにワインスクールに通ったことから始まりました。

当時はワインの勉強などそっちのけで、中途半端な知識でワインスクールのクラスメートとワインを飲み明かすことだけを楽しんでいました。

折角ワインスクールに通ったのに、フランスのワイン産地はブルゴーニュとボルドーしか頭に残っていませんでした。

そんなワイン素人の私がまわりの飲み友達に影響されて、JSAワインエキスパート試験に挑戦をしました。まじめなワインの勉強はゼロから始めたこともあり、はじめはイチかバチかくらいの気持ちで始めた挑戦でしたが、ワインスクールのサポートにも助けられてなんとか一回で合格をすることができました。

次に挑戦すべきは上位資格である「JSAワインエキスパート・エクセレンス」だと思い、この資格は5年間待たなければならないことを知って、ワインの勉強はしばらくお預けだと少し寂しく思っていました。

しかし、ひょんなことからWSETは英語でワインが学べるということを知って、今度も大きな挑戦でしたが、WSETレベル3の英語講座に通うことに決めました。

(参考記事:WSETとは?WSETワインレベル3資格とは?

(参考記事:ワインを英語で学ぼうと思ったきっかけと意外な発見




WSETレベル3を受講してよかったこと


WSETレベル3を受講した良かったことは、ワインを英語で学んで、資格試験にも合格をしたことで、英語の環境でも臆せずワインについて話ができるようになったことです。まだあまり機会はないのですが、チャンスがあれば臆することなく参加ができそうです。

(参考記事:ワイン講座を英語で受けるメリット


また、WSETをやったことでブドウ栽培やワイン醸造に対する知識が広がり、さらにはワインの品質についても理解が深まりました。これはJSAワインエキスパートではあまり学べなかった分野でした。

(参考記事:WSET L3を学んで知った『ワインの品質評価』

(参考記事:やって分かったJSAワインエキスパートとWSET Level3の違い


いままではJSAの考え方に則ったワイン理論しか知らなかったのですが、より世界基準のワイン理論が学べたことも大きなメリットでした。例えば、自力でおいしいワインを探したいと思ったら、WSETの方が役に立つと思いました。私はソムリエを目指しているわけではなかったので、WSETの方がむしろ共感できる点が多かったような気がします。

(参考記事:WSETレベル3とJSAワインエキスパートの違い、どちらがおすすめ?

(参考記事:理論派のための論理的なテイスティング




WSETレベル3の英語受験で苦労したこと


WSETの学習で最も苦労をしたことは、本試験に関する情報が公にはされていないことでした。JSA試験のように過去問や問題集がたくさん市販されているわけではないので、講義と限られた情報源から本試験の情報を集めました。

(参考記事:WSETで苦労する本試験に関する情報の少なさと、何とかみつけた情報源

(参考記事:Amazonで見つかるWSET参考書籍


英語受講にもあまり自信はなかったので、予習・復習をして毎回わからない単語のないようにしてから講義にのぞむなど、様々な工夫を重ねました。

(参考記事:非ネイティブのWSET-L3英語試験対策


ワインの試験と言えば、私はJSAワインエキスパート試験しか受けたことがなかったので、試験構成や、試験のコンセプトの違いになれることにも苦労をしました。特に、WSETレベル3は表面的な知識だけではなく、ワインに対する理解度を試される試験内容なので、試験に対する意識も変える必要がありました。

(参考記事:JSAワインエキスパートと、WSET(Level3)のテストの違い

(参考記事:やって分かったJSAワインエキスパートとWSET Level3の違い


WSETレベル3の最大の難関は、記述式試験(ショートエッセイとも言われるようです)と言われています。記述式試験を突破するにはワインに関する知識に加えて、ブドウ栽培、ワイン醸造に関する深い知識が必要でした。

(参考記事:WSETレベル3記述式試験とJSA筆記試験の大きな違い

(参考記事:WSETレベル3 記述式問題の形式と回答のコツ(英語受験)

(参考記事:WSET Level3の問題構成と記述式試験対策




WSETレベル3合格の秘訣


私はWSETの受験を思い立ってから、最短ルートで講座の受講と本試験を経験しましたが、なんとかもっともよい成績の「Distinction」で一発合格することができました。

私が合格できた秘訣を思うことは次のようなことです。

・試験構成や試験傾向、合格ラインを早めに把握して、早くから本試験を意識した学習をする

 (参考記事:WSETレベル3の試験問題を知るために参考にしたウェブサイト
 (参考記事:WSET L3試験の成績評価に関する考察

・WSETの勉強を日常生活のスケジュールに組み込み、しっかりと勉強時間を確保する


・とにかくテキストをよく読み込み、必要な部分はノートに書き出して、記述式試験の備える

 (参考記事:非ネイティブのWSET-L3英語試験対策


・テイスティング試験のコツを早めにつかむ

 (参考記事:WSET Level3のテイスティングの特徴とは?

 (参考記事:WSETテイスティングで重要だと思った品種




WSETレベル3英語受験の勉強法


私はずっと日本で育ってきて特別な英語教育を受けたわけではないので、WSET Level3英語受験に向けては少し特別な準備を行いました。

まず、英語受験をするにあたって私の英語レベルは、次の通りでした。

・英語の授業を受けて7~8割程度は理解できる

・読むのに1.5~2倍の時間はかかるけど、辞書を使って英語テキストを読むことができる

・複雑な内容でなければ、授業中に英語で質問ができる

・講師から英語で質問をされた場合、内容を理解して何かしらの回答はできる

・英語のワイン専門用語はほとんど知らない

・(参考までに、最後に受けたTOEICは800点を少し超えたくらい)


私の個人的な感覚なのですが、他のクラスメートと比べると私の英語力はちょうど平均くらいだったと思います。最低限の英語を聞く力は必要かもしれませんが、聞くことさえできれば授業にはついていくことができると思います。

(参考記事:ワイン資格の勉強をしているのはどんな人たち?~日本語、英語クラスの違いなど~

(参考記事:WSET英語受講の講師の英語やその難易度について



勉強方法としては、次のようなことを行いました。

<準備編>はWSETレベル3コース受講前にやったこと、<継続編>はコース受講中に繰り返し行っていたこと、<テスト対策編>はコースの受講を終えてから本試験用に行ったことです。

準備や合格通知の受け取りまで含めると、およそ1年がかりくらいのプロジェクトになったのですが、スケジュール感については下の記事を参照してください。

(参考記事:「WSET Level3 合格までのスケジュール」)



◆英語受験に向けての勉強方法(準備も含む)

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<準備編>

①WSET Level3英語クラスへの申し込み

②日本語テキストの購入

③試験問題サンプルの検索


<継続編>

④授業の予習(テキストの読み込み)

⑤授業の復習(授業ノートの清書)

⑥宿題の提出


<テスト対策編>

⑦固有名詞の英単語の暗記

⑧回答を何度も英語で筆記

⑨テイスティング試験対策

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◆勉強方法の詳細


それでは①~⑧までの詳しい説明です。

<準備編>


【①WSET Level3英語クラスへの申し込み】

英語受験をするにしても、全十数回の授業を日本語で受けることは可能ですが、私は英語で授業を受けることを選びました。

日本語で授業を受けた方が理解度は高まるのですが、その場合、英語受験に向けて日本語→英語の翻訳を逐一行わなければならないことが非常に非効率的に思えて、はじめから英語で受講をすることに決めました。さらに、もしLevel4(Diploma)に進むことを考えたら、絶対英語受講に慣れておいた方が良いとも思いました。

英語リスニングにはそれほど自信があったわけではなかったので、英語リスニングのトレーニングは受講期間中も時間を見つけて続けていました。

(参考記事:英語学習でお世話になったウェブサイト(WSET英語受講対策)

英語クラスが開催される時間帯や回数、振替のルールなどは各スクールによって異なるために、無料説明会に参加をして調べてみるのがよいと思います。

(参考記事:受講するワインスクールの選択と、無料説明会に出席した感想





【②日本語テキストの購入】

英語クラスを受講すると、スクールから提供されるテキストも英語版になるのですが、補助資料として日本語テキストをWSETの公式サイトから独自に購入しました。ところどころ英語の言い回しが分かりにくいところを確認したり、さっと復習したいときには日本語テキストがあることは便利でした。8,000~9,000円程度の値段でしたが十分役に立ちました。



【③試験問題サンプルの検索】

勉強を始めるにあたって、出題内容を知っておくことが重要だと思って、試験問題のサンプルをネットで検索しました。

WSET試験は、JSR試験とは異なり試験対策の書籍が全く販売されていないので、頼れるのはインターネットです。

英語受験のメリットは、情報ソースが日本だけでなく海外にもあることで、いくつか無料でサンプル問題や取り組み方を説明しているウェブサイトを見つけることができました。
WSETが公式に公開している記述形式テストサンプル(フルバージョン)も見つけることができました。

勉強方法のコツを説明する動画もありました。(➡ Wine Study - Five Top Tips for Success, ➡ WSET Level Three Exam Questions - What to Expect at Level 3

(参考記事:WSETレベル3の試験問題を知るために参考にしたウェブサイト


また、サンプル問題以外にも海外のウェブサイトで回答のコツや勉強方法なども調べて参考にしました。

(参考記事:英語サイトで見つかるWSETレベル3勉強法

(参考記事:ワインのスタイルや品質に影響を与える5つの要素 (WSET L3記述対策)




<継続編>


【④授業の予習(テキストの読み込み)】

毎回の授業の受講前に、英語テキストを読み込み、分からない単語の意味を調べてから授業に臨みました。

私はワインの専門英語をほとんど知らなかったので、これは授業を理解するうえで非常に役に立ちました。

また、予習をしながらその内容を簡単に電子ファイルにまとめておきました。




【⑤授業の復習(授業ノートの清書)】

授業中はメモを取るのが精いっぱいなので、次の授業までに毎回書きなぐりのメモを清書して、いつでも見直しができるようにしました。

書きなぐりのメモ↓

清書は電子ファイルにまとめました。電子ファイルのメリットは検索機能を使えば、キーワードでいつでも調べたい個所を簡単に見つけられることです。

(参考記事:WSETの英語対策:OCRによるテキストの電子化

これは、記述式問題に対する良い練習にもなりました。難関である記述式問題の対策は、とにかく英語でワインに関する文章を書く習慣をつけることです。

テイスティング部分に関しても毎回授業で出たワインについて模範解答をリスト形式でまとめました。

(参考記事:講義で出題されたワインリストの作成と分析の勧め



【⑥宿題の提出】

毎回提出される宿題は、どんなに忙しくても次回までにやり終えることを心掛けました。
主に記述式問題の対策ですが、これも英語でワインに関する文章を書く習慣作りに大いに貢献してくれました。



<テスト対策編>


【⑦固有名詞の英単語の暗記】

WSETの記述式試験については、よく「減点式ではないので、多少間違いが含まれても、できるだけ沢山書いた方がいい」と言われます。

講師からは「多少、スペルが間違っていても大丈夫」とも言われました。

しかし、ブドウ品種や産地については、あまりにもスペルが異なると得点できないのではと思い、出題されそうな固有名詞は個別に単語帳を作り、正確にスペルを覚えました。

(参考記事:WSETレベル3 記述式問題のための単語帳(一般単語)

(参考記事:WSETレベル3 記述式問題のための単語帳(地名、ワイン名、専門用語)


JSAの時にカタカナで覚えてしまったものを新たに英語で覚えるのに本当に苦労をしました。

例えば、シャンパーニュの「ランス」は、英語で書くと「Reims」で、普通に読んだらレイムスです。


【⑧回答を何度も英語で筆記】

最大の難関は記述式問題だとわかっていたので、スクールから提供されたサンプル問題や、独自にネットから入手したサンプル問題について何度も回答をノートに書きだしました。

(参考記事:WSET Level3 記述式問題で重要に思えたところ(本試験対策)


記述式問題の難しいところは、しっかり内容を理解していないと、過不足なく回答が書けないことにあります。そのためにノートに回答を書きだしては、必要な要素が含まれているかを毎回チェックしました。加えて、正しいスペルで英語が書けているかの確認にもなりました。

(参考記事:WSETの記述式問題:「どの程度書けばいいのか?」の失敗例

(参考記事:WSET記述式試験の例題と苦手な問題

(参考記事:一筋縄ではいかない!とてもWSET的だと思った記述式問題


毎回しっかり文章を書くのは大変なので、ポイントだけ箇条書きで出す書き方で十分だと思います。
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例)Tokaj Aszú wine production process

  • Aszú berries are macerated in the base wine (before/during/ after fermentation)
  • Traditionally the botrytised berries were made into a paste, but using uncrushed aszú berries avoids the extraction of bitter flavours.
  • This mixture is pressed 
  • the wine is matured for a period of time in oak. 

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記述式試験対策だけで大学ノート1冊を使い切りました。


選択式問題対策としては、ネットで見つけたサンプル問題を解く以上は特に行いませんでした。講師からも「選択式問題でつまづいているようでは、記述式問題は絶対に解けない」と言われていたので、記述式問題のついでに選択式問題対策を行っていました。

(参考記事:WSETレベル3の多肢選択問題(四択問題)対策



【⑨テースティング試験対策】

WSETレベル3のテースティング試験は、記述式試験に比べると比較的合格しやすいと言われています。

しかし私はテースティングがあまり得意ではなく、ワインスクールで行われたテースティングの模擬試験もあまり良い成績ではなかったために、本試験の準備期間には自宅での練習を行いました。

(参考記事:8割越えは難しい... WSET L3テイスティング中間テスト

(参考記事:WSETレベル3 テイスティング対策 ~自宅練習法~

正しくワインを感じ取る能力も重要ですが、大きく得点を落としてしまう受験生の特徴は、WSETのテースティングの記述方法を正しく理解していないことだと担当の講師が行っていました。テースティングの記述ルールについても何度も見直しを行いました。

(参考記事:WSETレベル3のテイスティング試験でやりがちな失敗トップ10




勉強法でさらに改善できたと思うこと


私は試験期間中に実践しませんでしたが、もしやっていればもう少し効率的に勉強ができたと思うことを紹介します。

1つ目はWSETレベル2のテキストの利用です。

WSETレベル3の試験では、記述試験において、かなりの頻度で特定の地域で造られるワインの特徴を答えさせる問題が出題されます。

レベル3のテキストにも地域ごとのワインの特徴が書かれているのですが、レベル3はより栽培方法や醸造方法にフォーカスを当てているために、ワインの特徴に関する記述については情報が足りなかったり、記述箇所が分散されていて探すのが大変です。

一方で、レベル2のテキストはブドウ品種やその品種から造られる主要産地のワインの特徴にフォーカスが当てられており、ページ数も少ないので、ワインの特徴を調べる参考書としては最適です。

(参考記事:品種情報がよくまとまった便利なWSET Level 2 テキスト


2つ目は参考書の利用です。

WSETレベル3のテキストの良いところは、必要な情報が無駄なくシンプルに書かれていることなのですが、特に複雑な醸造部分に関しては「もう少し知りたい」と思う情報が十分に書かれていない部分があります。

担当講師に質問をするという方法もあるのですが、講師からの回答も欲しい時にすぐ帰ってくるとは限りません。

担当講師からは「レベル3のテキストをしっかり読み込んでおけば、それ以外の参考書を使わなくても試験は大丈夫」と言われていたのですが、醸造工程の少しわかりにくい部分に関しては参考書があっても良いのかなと思いました。特に「Distinction」などのよい成績で合格をしたい方にはおすすめです。(書籍に関しては下の記事を参照してください)

(参考記事:WSETテキストでは足りない醸造工程に関する情報の調べ方




本試験にあたって心掛けたこと


学習が順調に進んでも、本試験で失敗しては元も子もありません。

本試験は、持ち物や当日の体調管理など、万全の準備をして臨みました。

(参考記事:WSETレベル3資格試験 当日の流れと気を付けたこと




よく読まれている記事

品種情報がよくまとまった便利なWSET Level 2 テキスト(さまざまなテイスティング試験にも使えます)

以前の記事(参照記事: 英語クラスについていくための英語力 )で、ワイン英語対策としてWSETレベル2のテキストを購入したことを書きました。 このテキスト、英語対策だけではなく、 WSETレベル3の試験対策としても非常に役に立ちました 。 役に立つ理由は、「 品種ごとの主要産地 」と「 産地ごとのワインの特徴 」が詳しく書かれているためです。 WSETレベル3の記述式試験では、「 特定の産地のワインのスタイルを書かせる問題 」がよく出題されると聞いていました。そのため、試験勉強でも品種x産地ごとのワインスタイルを何度も調べるのですが、レベル3のテキストでは品種の詳しい情報はテキストの複数箇所に別れて書かれていたので、網羅的に調べるのが大変でした。 一方で、レベル2のテキストは 各チャプターが品種ごとにまとまっている ので、 特定の品種に対して主要産地や、そのワインを網羅的に調べることが非常に簡単 でした。また、レベル2は品種に主眼を置いているために、レベル3のテキストでは省略されているような 各地のワインスタイルもしっかりと記述がなされていました 。 価格も4000円以内とレベル3のテキストほど高くはないので、WSETレベル3の試験勉強を行うにあたって、レベル2のテキストを用意しておくことは決して損はないと思いました。 最新のレベル2テキスト(英語版もしくは日本語版)はWSETのオンラインショップで購入可能です。 また、Amazonなどのサイトで中古を見つけることも可能です。 → https://amzn.to/3CuPhJQ (Amazonへのリンクです) 私は費用を浮かせるためにAmazonで中古品を購入しました・ Level 2の書籍では、シャルドネ、ピノノワール、カベルネソーヴィニヨン&メルロー、ソーヴィニヨンブラン、シラー&グルナッシュ、リースリングが個別のチャプターで説明されていました。また、その他の品種チャプターの中では、ピノグリ(ピノグリージョ)、ヴェルディッキオ&トレッビアーノ、シュナンブラン、メロンブラン、ヴィオニエ、アルバリーニョ、セミヨン、ゲヴュルツトラミネール、トロンテス、ガメイ、テンプラニーリョ、サンジョベーゼ、ジンファンデル、ピノタージュ、カルメネール、マルベックなどの様々な品種の説明もあり...

どれもパワフル!似ている3種の赤ワインの比較 ~ドウロ品種、シラーズ、マルベック~

 今回は、個人的に特徴が似ていると思う3種類のワインの比較をしてみたいと思います。 ワイン①: ドウロ・ルージュ ・ブドウ品種:ティンタ・ロリス、ティンタ・バロッカ、トウリガ・フランカ、トウリガ・ナシオナル ・ワイン名: Quinta dos Avidagos Douro Tinto Reserva 2016 ワイン②:バロッサ・ヴァレー・シラーズ ・ブドウ品種:シラーズ ・ワイン名: Barossa Valley Shiraz Powell & Son 2017 ワイン③:メンドーサ (ルハン・デ・クージョGI)・マルベック ・ブドウ品種:マルベック ・ワイン名: Alpamanta Estate Malbec Alpamanta Estate Wines 2011 3ついずれもパワフル&スパイシーで、果実味としっかりとした骨格を持つワインです。 外観の比較 まず外観は、次の写真の通りです。 どれも最も濃い部類のルビー色で、見た目にそれほど違いはありません。 ドウロとバロッサシラーズがやや紫がかっているように感じられますが、これは2つがマルベックに比べて若いワインであるためで、品種による違いではないと思います。 香りの比較 香りの比較については、どれも熟した黒系果実とスパイシーな香りという、かなり似通った特徴を持っていました。 しかし、若干ながら、それぞれのワインに香りの違いもありました。 まず、ドウロは3つの中で最も控えめなタイプの香りを持ち、香りが最も閉じこもっている印象を持ちました。華やかさの少ないスパイスであるクローヴで形容されるような香りが近いのではないかと思いました。 バロッサヴァレーの香りの特徴は、少し鼻にスーッと感じられるような、コショウを思わせる香りを持つことでした。また、3つの中ではヴァニラやコーヒーで形容される樽香が最も顕著に感じられるワインでもありました。 メンドーサのマルベックは、3つの中では最も果実感が感じられるワインであり、黒系果実に加えて、乾燥プルーンで形容されるような香りを持っていることが特徴だと思いました。また、リコリスのような甘さが感じられることも特徴的でした。 味わいの比較 最後に味わいについての比較です。 どのワインもフルボディでしっかりした骨格を持っているという点は共通する特徴であり、品種による特徴を見つ...

トゥーレーヌ地区(ロワール)で覚えたいAOC【語呂合わせ】

前回の記事(関連記事: アンジュ&ソミュール地区で覚えたいAOC )に続いて、今回はトゥーレーヌ地区についてです。 トゥーレーヌ地区は、アンジュ&ソミュール地区に比べるとシンプルです。 次の6つのAOCをあげてみました。 トゥーレーヌ(Touraine)AOC  ・トゥーレーヌ広域のAOC ・白、赤、ロゼ、泡などの製造が許可されている ・白はソーヴィニヨンブラン、赤はカベルネフランとコット、ロゼはカベルネフラン、カベルネソーヴィニヨン、ガメイ、グロローなどから造られる ヴーヴレ(Vouvray)AOC  ・白ワインのみ ・ほとんどシュナンブランのみから造られる ・主に辛口で、半甘口、甘口も造られる モンルイ・シュール・ロワール(Montlouis-sur-Loire)AOC  ・ロワール川の南の斜面 ・シュナンブランのみから造られる白ワイン(ヴーヴレに似ている) ブルグイユ(Bourgueil)AOC  ・赤ワイン、ロゼワインの製造が許可されている ・主にカベルネフランから造られる ・カベルネソーヴィニヨンの使用も少量許可されている サン・二コラ・ブルグイユ(St-Nicolas-de-Bourgueil)AOC  ・赤ワイン、ロゼワインの製造が許可されている ・ブルグイユよりも軽いスタイルのワイン ・ソミュールシャンピニィに似たスタイル シノン(Chinon)AOC ・赤、白、ロゼワインの製造が許可されている ・赤、ロゼはカベルネフラン、白はシュナンブランから造られる そして、個人的にはこんな語呂合わせで覚えています。 その他のAOC その他のAOCとしては、東部に シュヴェルニ(Cheverny) クール・シュヴェルニ(Cour Cheverny) ヴァランセ(Valencay) などがあります。 シュヴェルニやヴァランセでは、ピノ・ノワールやソーヴィニヨン・ブランなど、「サントル・ニヴェルネ地区」で利用される品種が利用されています。 クール・シュヴェルニは、 ロモランラン(Romorantin) 種という珍しい品種から造られる白ワインが製造されています。

南欧(イタリア、スペイン、ポルトガル)の赤ワインの違いを知る!南欧の代表品種の比較テイスティング

いままで個人的に比較テイスティングをすることの少なかった、イタリア、スペイン、ポルトガルの土着品種から造られた赤ワインのテイスティングをしてみようと思います。 目的は、それぞれの品種やワインの特徴を捉えることです。 1種類のワインだけを味わってその特徴を捉えるだけのテイスティング能力を持ち合わせていないので、とりあえず産地の近いワインを並べてみようと思います。 今回選んだワイン(品種)は次の通りです: ワイン①: ヴァルポリチェッラ・クラッシコ(品種:コルヴィーナ・ヴェロネーゼ) ワイン②: バローロ(品種:ネッビオーロ) ワイン③: キアンティ・クラッシコ(品種:サンジョヴェーゼ) ワイン④: リオハ・リゼルヴァ [伝統的な樽香強めのスタイル](品種:テンプラニーリョ) ワイン⑤: リオハ [モダンな樽香弱めのスタイル] (品種:テンプラニーリョ) ワイン⑥: ドウロ(品種:ティンタ・ロリス、ティンタ・バロッカ、トウリガ・フランカ、トウリガ・ナショナルのブレンド) 具体的なワイン名は次の通り: ① Bonacosta Valpolicella Classico Masi 2018 ② Terre del Barolo Barolo 2015 ③ Rocca Guicciarda Chianti Classico Riserva Barone Ricasoli 2012 ④ Dominio de Ugarte Reserva 2013 ⑤ Remelluri Lindes de Remelluri Viñedos de Labastida 2014 ⑥ Quinta dos Avidagos Douro Tinto Reserva 2016 外観 まずは外観の特徴の比較です。 特徴的なのは、バローロの色の淡さです。ネッビオーロ種は、かなり色が薄くなる品種のようです。 一方で、リオハとドウロは色の濃さが特徴です。特にドウロは漆黒のような濃い色です。 香り 次は香りの特徴の比較です。 それぞれのワインについての主だった香りの感想は次の通りです。あくまで個人的な感想です。 ヴァルポリチェッラは、比較的シンプルな赤系果実の香りの中に、甘いリコリスの香りが感じられます。 ネッビオーロとサンジョヴェーゼはどちらも赤系果実の香りの中に、枯れたようなドライハーブの香りが感じられ、と...

なぜアイスワインの製造が可能?カナダのワイン産地の自然環境を考察

 カナダと言えば、アイスワインが有名です。 アイスワインの主な産地はオンタリオ州で、ここで生産されるアイスワインの割合は、カナダ全体の9割を占めると言われています。 オンタリオ州の主なワイン地域は州南部の五大湖の周辺に集まっており、北緯はだいたい41~44°くらいです。この緯度をヨーロッパに当てはめると中央イタリアからボルドーくらいです。また日本で言うと札幌市が43°くらいです。 緯度としてはそこまで寒いイメージは無いのですが、なぜアイスワインの製造ができるのでしょうか? そこで、なぜカナダでアイスワインが製造できるのかを考察してみようと思います。 なぜアイスワインが造れるほど寒いのか? まずは、オンタリオ州のワイン産地の位置から調べてみます。 カナダのワイン産地はオンタリオとブリティッシュ・コロンビアの東西に大きく分かれています。 ブリティッシュ・コロンビアの方が北に位置していますが、実は冬の寒さが厳しいのはオンタリオの方です。これは意外な感じがしますが、どうやらカナダ西岸と東岸を流れる海流の違いが東西の気候の違いを生み出しているようです。 オンタリオのある東岸にはラブラドル海流と呼ばれる寒流が流れていますが、ブリティッシュ・コロンビアのある西岸にはアラスカ海流と呼ばれる暖流が流れています。 オンタリオに寒さをもたらしている影響の1つとしては、まず、この寒流の影響が考えられます。 しかし、オンタリオの冬を厳しくしている原因はこれだけではないと思います。それは、オンタリオのワイン産地がかなりの大陸性気候であるということです。 先程の地図では分かりにくいですが、実はオンタリオのワイン産地は沿岸から500 km以上離れています。 大陸性気候の特徴は、暑く短い夏と、寒い冬です。実際に、ワイン産地にごく近いトロントの1月の平均最高気温は-1℃と、とても寒い気候です。 寒流と、大陸性気候の影響によって、オンタリオの冬はアイスワインを造ることができるくらい気温が下がるのだと考えられます。 なぜ寒い地域にも関わらずブドウ栽培ができるのか? オンタリオのワイン産地は冬場は非常に気温が低いことが分かりました。 では反対に、なぜこのような寒さが厳しい地域にも関わらず、ブドウ栽培ができるのかについて考えてみたいと思います。 それには次の4つの理由があるのではないかと考察します。 ...

WSETレベル3の英語受講はブドウ栽培、ワイン醸造部分が難しい

英語受講というと全てがとても難しく思えてしまいます。 しかし、個人的な経験からいうと、学習範囲によって難しい部分とそこまで難しくない部分があります。 大きく分けると 難しい部分 は 「ブドウ栽培」「ワイン醸造」に関わる部分 で、 そこまで難しくない部分は、「各地のワイン」です。 具体的には難しいのは次のような章です。 <比較的難しい章> -------------------------------------------------------- Ch.4 The Vine Ch.5 The Growing Environment Ch.6 Vineyard Management Ch.7 Common Elements in Winemaking and Maturation Ch.8 White and Sweet Winemaking Ch.9 Red and Rose Winemaking Ch.41 Sparkling Wine Production Ch.43 Sherry Ch.44 Port -------------------------------------------------------- その他の章は、英語でもそこまで難しくはないと思います。 特に、Ch.4~Ch.9は、ほとんど全ての章に関係してくる部分なのでしっかり理解をすることが重要です。 これら難易度の高い部分に対しては、受講前にしっかりとテキストを読み込んで予習をすることがおすすめです。 (➡ 参考記事: WSET Level3の英語受験を一発合格した勉強方法 ) また、事前にYoutubeなどにあがっている無料の素材を視聴して、使われている単語になれておくのも良いかもしれません。 <難しい章への対策> ・テキストを読み込んで予習 ・無料素材(Youtubeなど)で予習 次のようなYoutube動画はとても参考になります: ・ Viticulture ・ Vine Pruning ・ Introduction To Winemaking ・ Malolactic Fermentation この内容を英語で聞いてしっかり理解できるようであれば、きっと英語受講は問題ないと思い...

WSETの記述式問題:「どの程度書けばいいのか?」の失敗例

記述式問題対策で最も苦労をしたのが 「必要十分な回答を書くこと」 でした。 時には必要な情報を全て書き込むことができずに減点をされてしまったり、時には余分な情報を書きすぎて時間を超過してしまったり... 例えば、 ワークブックのサンプル問題(②ある気候がブドウの育成に与える影響を述べる) から考えて、出題の可能性のある次のような問題。 「地域Aを品種Bにとって最適な育成地域とさせている気候条件を1つのべよ」 このような問題で私がよくやってしまう回答はこんな感じ。 「地域Aには、海からの冷たい風の冷却効果で、その地域の気温が下がるから」 そして、多分これだと満点回答はもらえません。なぜなら、この回答は「気温が下がることが、なぜ品種Bにとって良いことなのか?」が説明されていないから。 満点をもらうためには、 「地域Aには、海からの冷たい風が吹いて、その地域の気温が下がるから。そして、それによって品種Bにとって重要な特徴であるxxxの香りが造られるから。」 ここまで書かなければなりませんでした。 これだから記述式問題は難しい!このことを知っていたとしても、それを文章として表すことができなければ得点をもらうことができません。 「問題をしっかり読むこと!」そして「自分の回答を何度も疑うこと!」。英語で限られた時間内でこれを行うためにはひたすら訓練あるのみでした。 関連記事:「 WSET記述式試験の例題と苦手な問題 」

ワイン英語が聞き取れなかった理由と、その対策

英語のワイン講座(WSET L3)に出席をして感じたことが、テーマによって授業の理解度がかなりかなり変わるということ。 例えば、ブルゴーニュやボルドーのワインがテーマの場合にはかなり理解度が高いのですが、ブドウ栽培・ワインの醸造部分の説明になると途端に理解度が下がりました。 そんな中、ある人が言っていたことを思い出しました。 「話せない単語や言葉は聞き取れないよ」 まさにその通りだと思いました。 ブルゴーニュやボルドーがテーマの場合、出てくる言葉は普段の英会話でも使えるような耳なじみのある英単語が多かったのですが、ブドウ栽培・ワイン醸造がテーマになると、"acetaldehyde"とか、"inflorescence"とか、"sterile filter"とか普段使わないような英単語が多く含まれていました。 講義の予習もしていたこともあり、これらの英単語の意味は全く分からなかった訳ではなかったのですが、講義を聞く上で致命的なのは次の2点でした。 ① 正確な発音がわかっていなかった ② 言葉を聞いた瞬間にその意味のイメージが広がらなかった 口頭の英語は、書かれた英語とは違って、正しい発音がわからなければその言葉を捕まえることができません。また、その言葉を捕まえることができたとしても即座に意味が分からないと、話の内容全体の理解が追い付きません。とても辞書で調べている暇などありません。 それまで行っていた授業の予習では、テキストを読んでわからない英単語が出てきたら、英和辞典で意味を調べて終わり!という、「英単語→日本語の単語」という単純作業しか行って行っていませんでした。そのため、 正確な発音(①) と 言葉のイメージ付け(②) という大事な部分はほとんど補えていなかったのだと思います。 これでは授業を「聞く」ための予習としては不十分だと、少しずつ予習のやり方を変えていきました。変えた内容は、 テキストを少なくとも頭の中で音読する こと、そして、英文は日本語に翻訳して理解をするのではなく、 可能な限り英語として理解をすること 。この2点を心掛けて授業に臨むことにしました。授業中にいちいち英語と日本語の間を行ったり来たりしていたのでは、とても授業には追い...

シャルドネ(Chardonnay)の主要産地とそのワインの特徴

ソーヴィニヨン・ブラン(参考記事: ソーヴィニヨンブランの主要産地一覧と代替ワイン )、リースリング(参考記事: リースリングの主要産地とそのワインの特徴 )に引き続き、白ワインでもっとも有名な品種と言っても過言ではない世界各地でつくられている シャルドネ 。 WSET L3でも主要産地として、 シャブリ、コードドール、マコネ (以上、ブルゴーニュ)、 カリフォルニア、オーストラリア、ニュージーランド、チリ などがあげられています。 シャルドネは産地によって、香りや風味、製法が異なります。シャブリのような緑色系果実主体のフレッシュでライトボディのものから、カリフォルニアのトロピカルフルーツ主体でしっかりとしたMLFや樽熟成を経てヘーゼルナッツやバターの香りのするものまで、様々なスタイルがあります。 そのため、「代わりのワインを推薦せよ」というWSET L3の記述試験によくでる代替ワイン問題でも出題されそうです。 例えば、「シャブリの代わりの同じ品種主体のワインをニューワールドの産地から推薦せよ」という問題の場合は、冷涼な産地のエレガントなつくりのワインが良さそうです。 表から探すと、私だったら冷涼な地域として有名な、カリフォルニアのロスカーネロスや、オーストラリアのモーニントン・ペニンシュラを選んでしまいそうです。(正しい答えはわかりませんが...) 各品種の産地ごとの特徴は、WSET Level 2のテキストにまとめられていたので、こちらも参考にしました。品種によってはL3のテキストよりも詳しく説明がされていました。 (参考記事: 品種情報がよくまとまった便利なWSET Level 2 テキスト )

MOGの意味 | 英語ワイン書籍に出てくる英単語

 MOGとは、"Material Other than Grapes"の略、つまり、「ブドウ以外のもの」です。 収穫時にブドウと一緒に意図せず収穫されてしまう葉や土、茎、枝、石、棒、ワイヤー、虫などを指します。 収穫作業が機械収穫であろうと、手摘みであろうと、一定量のMOGが含まれてしまうと言われています。 MOGはワイン醸造においてはネガティブなものと捉えられており、圧搾・発酵前に果実の選別作業をあまり行わないような大量生産ワインにおいても、通常MOGの除去は行われます。 MOGの悪影響としては、例えば茎が多く含まれると、ワイン中のメトキシピラジンの濃度が増加してワインは青い野菜のような風味を持つと言われています。また、渋み、色の濃さ、酸味も強調されてしまうようです。 また、あまり考えたくはありませんが、虫による影響として不快なアロマがもたらされるという調査結果もあるようです。 テクノロジーの活用などにより、収穫時に含まれるMOGの割合を減らす取り組みもなされています。