チリのワイン産地は南北に長く広がりますが、地形的な特徴の影響を受けるために、実は南北よりも東西にかけて、気候や土壌の多様性が非常に高いと言われています。 従来の原産地呼称では、この東西にかけてのワインスタイルの特徴の違いが十分に表現されていませんでしたが、2011年から、この問題を解決するための新たな付加的な原産地呼称が加えられました。 それが、「コスタ(Costa)」、「エントレ・コルディリェラス(Entre Cordilleras)」、「アンデス(Andes)」の3つです。 これは従来の原産地呼称に付加的に加えられるもので、例えば「Aconcagua」で造られたワインに対して、「Aconcagua Costa」、「Aconcagua Entre Cordilleras」、「Aconcagua Andes」のようにラベルに表記されるようです。 上図のように、「コスタ」は海の影響を受ける地域、「アンデス」はアンデス山脈の影響を受ける地域、そして「エントレ・コルディリェラス」はその間の地域を表します。 この新たな原産地呼称の仕組み自体はシンプルなのですが、それぞれの名前、特に「エントレ・コルディリェラス(Entre Cordilleras)」を覚えるのが厄介です。 そこで、これを覚えるための語呂合わせを考えてみました。 エントレ・コルディリェラスは少し苦しいですが、英語のスペルも覚えられるように、それに合わせた語呂合わせにしてみました。 <了>
WSETレベル3を受けるにあたって、言語的な英語のミスがどの程度許されるのかは私にとって大きな関心事でした。
なぜなら、私は英文を書けば1パラグラフの中にはいくつもスペルミスや文法ミスがあるような英語レベルだからです。
学生時代に特別な英語教育を受けたわけでもなく、大学の選考も英語とは全く関係がなく、長期の海外留学経験もありません。学術的な英語と言えば、TOEICやTOEFLなどの試験勉強用の英語学習を独学でしてきたくらいです。
WSET Level3のspecificationを読んでも、英語の記述に関することはどこにも記載を見つけられませんでした。それもそのはず、Level3は多言語での受験オプションが提供されているわけですから。日本語があるのにわざわざ英語で受けようとする日本人なんてWSETはきっと眼中にないでしょう。
そこで色々ネット検索を続けていきついたのが、"Diploma"向けのある資料。こんな記述がありました。
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If English is not your first language, the examiners will take this into account when marking your script; you will not lose marks for errors in your written English provided that it is intelligible. No candidate will be penalised for poor spelling or grammar if the meaning is clear but you should take particular care to spell correctly any technical vocabulary (such as the names of grape varieties or soil types) and wine terms which appear in languages other than English. This is important whether or not English is your first language.
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要約すると、次のような内容だと思います。
・英語が第一言語でない場合は、試験官はそれを採点の際に考慮する
なぜなら、私は英文を書けば1パラグラフの中にはいくつもスペルミスや文法ミスがあるような英語レベルだからです。
学生時代に特別な英語教育を受けたわけでもなく、大学の選考も英語とは全く関係がなく、長期の海外留学経験もありません。学術的な英語と言えば、TOEICやTOEFLなどの試験勉強用の英語学習を独学でしてきたくらいです。
WSET Level3のspecificationを読んでも、英語の記述に関することはどこにも記載を見つけられませんでした。それもそのはず、Level3は多言語での受験オプションが提供されているわけですから。日本語があるのにわざわざ英語で受けようとする日本人なんてWSETはきっと眼中にないでしょう。
そこで色々ネット検索を続けていきついたのが、"Diploma"向けのある資料。こんな記述がありました。
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If English is not your first language, the examiners will take this into account when marking your script; you will not lose marks for errors in your written English provided that it is intelligible. No candidate will be penalised for poor spelling or grammar if the meaning is clear but you should take particular care to spell correctly any technical vocabulary (such as the names of grape varieties or soil types) and wine terms which appear in languages other than English. This is important whether or not English is your first language.
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要約すると、次のような内容だと思います。
<英語が第一言語でない場合に重要なこと>
・英語が第一言語でない場合は、試験官はそれを採点の際に考慮する
・書かれた英語の意味が明確であれば、英語のミス(スペルミスや文法ミス)で得点を失うことや不利益を被ることはない
・しかし、専門用語(品種名、土壌名)や、英語以外の言語で表されるワイン用語のスペルには特に注意を払わなければいけない
さすが、英語でしか提供のされていない"Diploma"プログラム!ちゃんと英語が母国語でない人のことも考えています。
きっと一貫してLevel3でもこの基準が適応されているのではないでしょうか?
きっと一貫してLevel3でもこの基準が適応されているのではないでしょうか?
このような想定のもと、私はこれを信用して英語受験に臨むことに決めました。講師に言われたことと比べても、この内容はかなり信ぴょう性が高いと思います。
そういえば、以前、講師に「専門用語のスペルミスは減点される可能性があるので気を付けること!」と言われたような気がします。