チリのワイン産地は南北に長く広がりますが、地形的な特徴の影響を受けるために、実は南北よりも東西にかけて、気候や土壌の多様性が非常に高いと言われています。 従来の原産地呼称では、この東西にかけてのワインスタイルの特徴の違いが十分に表現されていませんでしたが、2011年から、この問題を解決するための新たな付加的な原産地呼称が加えられました。 それが、「コスタ(Costa)」、「エントレ・コルディリェラス(Entre Cordilleras)」、「アンデス(Andes)」の3つです。 これは従来の原産地呼称に付加的に加えられるもので、例えば「Aconcagua」で造られたワインに対して、「Aconcagua Costa」、「Aconcagua Entre Cordilleras」、「Aconcagua Andes」のようにラベルに表記されるようです。 上図のように、「コスタ」は海の影響を受ける地域、「アンデス」はアンデス山脈の影響を受ける地域、そして「エントレ・コルディリェラス」はその間の地域を表します。 この新たな原産地呼称の仕組み自体はシンプルなのですが、それぞれの名前、特に「エントレ・コルディリェラス(Entre Cordilleras)」を覚えるのが厄介です。 そこで、これを覚えるための語呂合わせを考えてみました。 エントレ・コルディリェラスは少し苦しいですが、英語のスペルも覚えられるように、それに合わせた語呂合わせにしてみました。 <了>
以前の記事でJSAソムリエ・ワインエキスパート試験の合格率は紹介をしましたが(➡ 参考記事)、WSETの合格率はどこを探してもみつかりません。
おそらくWSETが公式には公表していないのだと思います。
色々検索を重ねてそれらしい数字を見つけたのがこのページ。
https://winespirittraining.com.au/learn-all-about-wines-with-wset-courses/faq/237/
情報ソースは定かではないのですが、
Level 1: Globally 90%
Level 2: Globally 91%
Level 3: Globally - Tasting:94%, Multiple Choice:85%, Short Answer 65%
と書かれています。
(Globallyと書かれているので世界全体での数値を指していると思われます)
噂では、最近のLevel 3のMultiple Choiceの合格率が88%と聞いていたので、結構、信ぴょう性のある数字かもしれません。
もしこの数字が正しいとすると、
WSET Level 3で全ての試験に合格する確率は、94% x 85% x 65% = 52%
52%というとJSAソムリエ・ワインエキスパート試験の合格率と比べると少し高い数字です。(参考記事:JSAソムリエ・ワインエキスパート試験の合格率と難易度)
公式な合格率は公表されていないので、あくまでも仮定の話に過ぎませんが...
ちなみに、日本では、キャプランのWSETレベル3の合格率は、50%くらいだそうです。
(関連記事:WSET Level3の英語受験を一発合格した勉強方法)