ロワール地方のアンジュ&ソミュール地区は、ロゼワインの製造で有名な地域です。 この地域で造られる主要なロゼワインと言えば次の3つです: ・ロゼ・ド・ロワール(Rosé de Loire) ・ロゼ・ダンジュ(Rosé d’Anjou) ・カベルネ・ダンジュ(Cabernet d’Anjou) この3つのロゼワインの特徴を簡単にまとめてみました。 <続く>
WSETレベル3のテキストは、テイスティング手法であるSATの説明から始まります。
これらは全てテイスティング試験のためだと思ったら大間違い。多肢選択問題で出題される可能性も大いにあります。
その中で、怪しい匂いがプンプンするのが、7つの「ワインの劣化原因」。
数も7つと手ごろだし、それぞれに特徴的な香りがあるので出題するにはもってこいのエリアです。
<ワインの劣化の7つの原因>
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- Volatile acidity (揮発性の酸 )
- Brettanomyces (Brett; ブレタノマイセス )
- Reduction (還元)
- Oxidation (酸化)
- Out of condition (不良な状態)
- Trichloroanisole (TCA; トリクロロアニゾール )
- Sulfur dioxide (亜硫酸)
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私はこれらをそれぞれの頭文字をとって、「VB ROOTS」と覚えました。
Wine faults come from VB(very bad) ROOTS.
翻訳すると、「ワインの劣化は、非常に悪い根っこのせい」という自作の英語版語呂合わせです。
私はこれらをそれぞれの頭文字をとって、「VB ROOTS」と覚えました。
Wine faults come from VB(very bad) ROOTS.
翻訳すると、「ワインの劣化は、非常に悪い根っこのせい」という自作の英語版語呂合わせです。
それぞれに次のような劣化を表す特徴的な香りを持っているのですが、試験で出題される可能性もあると思ったのでしっかりと覚えました。
<劣化ワインの香り>
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Volatile acidity (VA; 揮発性の酸 )
- vinegar(酢), nail polish remover (除光液)
Brettanomyces (Brett; ブレタノマイセス )
- sticking plasters(絆創膏), hot vinyl(熱したビニール), smoked meat(燻製肉), leather(皮革), sweaty horse(汗をかいた馬)
Reduction (還元)
- rotten eggs(腐った卵), boiled cabbage(茹でたキャベツ), boiled onions(茹でた玉ねぎ), blocked drains(詰まった排水管)
Oxidation (酸化)
- toffee, honey, caramel, coffee
Out of condition (不良な状態)
- lost vibracy and freshness(力強さと新鮮さを失っている), taste dull and stale(古くてさえない味)
Trichloroanisole (TCA; トリクロロアニゾール )
- damp cardboard(湿ったボール紙)
Sulfur dioxide (亜硫酸)
- recently extinguished matches (消したマッチ)