チリのワイン産地は南北に長く広がりますが、地形的な特徴の影響を受けるために、実は南北よりも東西にかけて、気候や土壌の多様性が非常に高いと言われています。 従来の原産地呼称では、この東西にかけてのワインスタイルの特徴の違いが十分に表現されていませんでしたが、2011年から、この問題を解決するための新たな付加的な原産地呼称が加えられました。 それが、「コスタ(Costa)」、「エントレ・コルディリェラス(Entre Cordilleras)」、「アンデス(Andes)」の3つです。 これは従来の原産地呼称に付加的に加えられるもので、例えば「Aconcagua」で造られたワインに対して、「Aconcagua Costa」、「Aconcagua Entre Cordilleras」、「Aconcagua Andes」のようにラベルに表記されるようです。 上図のように、「コスタ」は海の影響を受ける地域、「アンデス」はアンデス山脈の影響を受ける地域、そして「エントレ・コルディリェラス」はその間の地域を表します。 この新たな原産地呼称の仕組み自体はシンプルなのですが、それぞれの名前、特に「エントレ・コルディリェラス(Entre Cordilleras)」を覚えるのが厄介です。 そこで、これを覚えるための語呂合わせを考えてみました。 エントレ・コルディリェラスは少し苦しいですが、英語のスペルも覚えられるように、それに合わせた語呂合わせにしてみました。 <了>
今回も英語サイトで参考になったWSETレベル3の学習方法とノートのまとめ方です。
WSETレベル3のテキストは、必ずしも情報がきれいに整理をされているわけではないため、何度も復習をすることを考えて見やすいようにノートにまとめておくことがおすすめです。
次のサイトにあるような、「ワインのスタイルや品質に影響を与える5つの要素」と「スタイル・品質」という項目を使って情報をまとめていく方法はとても参考になりました。
https://www.tippletips.co.uk/single-post/2016/08/12/WSET-Level-3---Top-Tips-Part-2
このサイトのページの"TIP#3"を要約してみました。
----------------------------------------------------------
・WSETレベル3で重要なことは、ワインのスタイルや品質に影響を与える主要な要素を理解することである
WSETレベル3のテキストは、必ずしも情報がきれいに整理をされているわけではないため、何度も復習をすることを考えて見やすいようにノートにまとめておくことがおすすめです。
次のサイトにあるような、「ワインのスタイルや品質に影響を与える5つの要素」と「スタイル・品質」という項目を使って情報をまとめていく方法はとても参考になりました。
https://www.tippletips.co.uk/single-post/2016/08/12/WSET-Level-3---Top-Tips-Part-2
このサイトのページの"TIP#3"を要約してみました。
----------------------------------------------------------
・WSETレベル3で重要なことは、ワインのスタイルや品質に影響を与える主要な要素を理解することである
・主要な要素とは次の5つ:「気候」、「土壌/地形」、「ブドウ品種」、「ブドウ栽培」、「ワイン醸造」
・各ワインについて、なぜそれが他のワインと質的に、スタイル的に異なるのかを説明できなければならない
(例:シャブリグランクリュ vs シャブリ)
この2種類のワインの違いには、「気候」、「土壌/地形」、「ブドウ品種」、「ブドウ栽培」、「ワイン醸造」の5つの要素が影響するが、主に影響する要素は次の2点である。
・各ワインについて、なぜそれが他のワインと質的に、スタイル的に異なるのかを説明できなければならない
(例:シャブリグランクリュ vs シャブリ)
この2種類のワインの違いには、「気候」、「土壌/地形」、「ブドウ品種」、「ブドウ栽培」、「ワイン醸造」の5つの要素が影響するが、主に影響する要素は次の2点である。
1.「気候」と「土壌」:グランクリュ畑は南向きの坂に位置し、そこはより多くの日光とより水はけのよい地域であり、そのため、よりアルコール(豊富なボディなど)とフェノール(より熟した果実の風味など)の期待できるより熟した果実が収穫できる。グランクリュのいくつかでは、より高いミネラルの凝縮性が得られる。
2.「ワイン醸造」:グランクリュでは、部分的もしくワイン全体をオーク樽を使って発酵したり熟成する醸造工程が含まれる。一方、シャブリではオーク樽は利用しない。
WSETレベル3の学習、特に記述式問題において、主要な各ワインにおいて上のような点を理解する必要がある。また、それを次のような表にまとめておくと、復習の際にとても役立つ。
2.「ワイン醸造」:グランクリュでは、部分的もしくワイン全体をオーク樽を使って発酵したり熟成する醸造工程が含まれる。一方、シャブリではオーク樽は利用しない。
WSETレベル3の学習、特に記述式問題において、主要な各ワインにおいて上のような点を理解する必要がある。また、それを次のような表にまとめておくと、復習の際にとても役立つ。
----------------------------------------------------------