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ワイン名称に出てくるフランス語の「Côte」と「Coteaux」の違いとは?

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JSAソムリエ・ワインエキスパートと、WSET(Level3)のテストの違い

難易度的に同等レベルとも言われるJSAワインエキスパートとWSETレベル3(in Wines)ですが、それぞれ主催団体が違うので、本番のテスト形式は異なります。



大きな違いは次のような点。
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①テスト形式

②会場

③テスト日程

④問題形式

⑤テイスティングの数

⑥結果発表方法
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それぞれどのように違うのか?①~⑥を詳しく説明すると...


①テスト形式

それぞれ次のような形式です。

<JSAワインエキスパート>
・1次試験:CBT形式(70分)。簡単に言うとパソコンを使って画面に表示された問題を回答していきます。

・2次試験:テイスティング (ワイン4種、その他のお酒1種)


<WSET level3>
・テイスティング (ワイン2種)

・理論試験-選択形式問題 (50問):4択のマークシート。

・理論試験-論述式問題 (4問):文章回答形式。



②会場

<JSAワインエキスパート>
・1次試験:指定された試験会場に個別に予約を取って受験。雑居ビルのワンフロアが多い印象。予約制なので人はまばら。

・2次試験:全国のホテルの宴会場などで地域ごとに一斉に実施。人がわんさか。

・1次、2次試験ともに年に1回のみで落ちたら来年まで待つことに。

<WSET level3>
・ワインスクールで実施。

・見知った顔が多いのでいつもの授業の延長のような気分。

・加えて、前期で試験を回避した方や、再試験の方が含まれます。



③テスト日程

<JSAワインエキスパート>
・1次試験:7月後半から8月末までの間で都合の良い日程・時間を選んで予約。この期間に最大2回まで予約ができます。8月末の日程はすぐに埋まってしまいます。

・2次試験:10月の決められた日程で受験。平日午前中が多い印象。平日の仕事は休む必要あり。(所要時間1時間30分くらい)

<WSET level3>
・4月と10月の年に2回。

・全ての科目を1日で実施 (所要時間3時間半くらい)

・週末が多い印象でわざわざ仕事を休む必要なし。



④問題形式

<JSAワインエキスパート>

・1次試験:全て選択問題のCBT (ほとんどが四択問題)

・2次試験:ワインはテイスティングコメントや品種、ヴィンテージなどをマークシートに記入。ワイン以外のお酒は、お酒の名前を4択の中からマークシートにマーク。所要時間50分。

<WSET level3>
・テイスティング試験:2種類(通常、赤白)のテイスティングコメントを文章で記述。所要時間30分。

・理論試験:次の二つを合わせて所要時間2時間。
 ・選択形式問題:50問の四択問題の回答をマークシートに記入。
 ・論述式問題 (4問):ほとんど全て文章で回答する問題。栽培や醸造方法の詳細や、それらの方法を用いる理由などが問われる。あまり時間的な余裕がない印象。



⑤テイスティングの数

<JSAワインエキスパート>
・白ワイン2種、赤ワイン2種、その他のお酒1種

・ワインはどれも2000~3000円程度のそれほど高価ではないワイン

<WSET level3>
・通常、白ワイン1種、赤ワイン1種

・安いワインから高価なワインまでばらつきのある出題(通常、高価なものと安価なものの組み合わせと言われている)



⑥結果発表方法

<JSAワインエキスパート>
・1次試験:テスト終了後に合否がすぐにわかります。

・2次試験:一か月後くらいに、ソムリエ協会のウェブサイトで合格者が発表されます

<WSET level3>
・3か月後くらいに結果が郵送されます


各主催団体が資料で説明する内容は少しわかりにくかったので、まとめてみました。

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WSETで納得!JSAで疑問だったギヨ・ドゥブルとコルドン・ロワイヤの違い

JSAワインエキスパートを学んでいた時に、ブドウ樹の仕立て方でずっと疑問に思っていたことがありました。 それは、 「ギヨ・ドゥブルとコルドン・ロワイヤの違い」 。 両者ともに世界的に広く採用されている仕立て方である「 垣根仕立て 」の代表例なのですが、 ギヨドゥブルは長梢剪定 、 コルドンロワイヤは短梢剪定 の例として紹介されていました。 (参考記事: ブドウ樹の仕立て、剪定とは?短梢剪定、長梢更新剪定とは? ) それぞれぱっと見の形はすごく似ていて、その違いは、枝の太さの違いだけ。ギヨドゥブルは2本に分かれる枝が細くて、コルドンロワイヤはそれが太い。 なぜこのような似通った2つの仕立て方が用いられているのか が、当時の私にはわかりませんでした。 JSAソムリエ・ワインエキスパート試験では、ブドウの栽培方法、特に仕立て方に関してはあまり深い知識は必要なかったために、この2つの機能的な違いや、長梢剪定、短梢剪定に関する説明は試験対策講座でも省略されていました。また、当時、独自でネット検索をして色々調べてみたのですが、結局答えはわからず終いでした。 それから一年、こんな疑問があったことも忘れてしまった頃、WSETレベル3の講義を受けて この疑問を解決することができました! ギヨ・ドゥブルとコルドン・ロワイヤの選定の流れ WSET の講義を受けて分かったことは、次のようなこと: ギヨ・ドゥブル では、前年の新梢が一本だけ残され、その枝(長梢)が水平方向に延ばされる ギヨ・ドゥブル では、水平に伸ばされた長梢の上に、その年の新梢が垂直に伸びる ギヨ・ドゥブル では、その年の収穫が終わったら、その年の新梢1本だけを残して、残りの枝は刈り取られる コルドン・ロワイヤ では、一昨年かそれ以前に作られた腕枝(コルドン)の上に、去年の新梢の一部(短梢)が残される コルドン・ロワイヤ では、短梢から今年の新梢が垂直に伸びる ギヨ・ドゥブル、コルドン・ロワイヤともに 、新しいブドウの房は新梢の上にできる (ギヨ・サンプル/ドゥブルの剪定の流れ) (コルドン・ロワイヤの剪定の流れ) 仕立てが出来上がった状態では、それぞれとても似通った形になって...

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ハイパーオキシデーションとは?ミクロ・オキシジェナシオンとは似て非なる醸造手法

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クリアンサ、レゼルバ、グランレゼルバとは?スペインワインの熟成規定(最低熟成期間)の私的暗記法

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WSETレベル3とJSAソムリエ・ワインエキスパート資格の違い、どちらがおすすめ?

ある程度、体系的にワインの事を学びたいと思ったらワインの資格取得はおすすめです。 資格を取得するためには決められた範囲を満遍なく学ばなければならないために、試験勉強を終えた頃にはしっかりと 体系立ったワインの知識 が頭の中に残ります。 メジャーなワイン資格といえば何と言っても、日本ソムリエ協会(JSA)の運営する ソムリエ・ワインエキスパート試験 。これはおそらく日本でもっとも有名なワイン資格です。大雑把に言うと、ソムリエ試験はソムリエ向け、ワインエキスパートは私のようなそれ以外の受験者向けです。 そしてもう一つ、世界的にメジャーなワイン資格といえば、 WSET 。この資格はレベル1〜4までありますが、JSAソムリエ・ワインエキスパート資格と同等レベルと言われるのはWSETレベル3です。WSETレベル3は、レベル2を取得していなくても取得が可能ですが、レベル4を取得するにはレベル3の取得が必須です。 私はこの「JSAワインエキスパート」と「WSETレベル3」の両方を受験しましたが、実際に経験をしてみて様々な違いを感じました。 違いは様々ありますが、一番違いを感じたのは学習内容。 ・JSAワインエキスパート=膨大な情報の詰め込み ・WSET=なぜ?なぜ?なぜ?を突き詰める こんなイメージです。 JSAワインエキスパートではとにかくワインの名前や、世界の地理、 ワインの色、品種、格付けなど覚えることが盛りだくさんです。 代表的な例は、ボルドーメドックの格付け1級〜5級を全て覚えなければならないことです。 一方、WSETでは覚えることは各地、各国の代表的な産地やワインくらい。 その反面、 なぜそこでそのようなワインが作られていて、 なぜそのようなブドウが作られているのか? なぜ、そのようなブドウ栽培方法がとられているのか? など、ひたすら理由を追求して、試験ではそれを文章で説明しなければなりません。 この2つは、 ・「知識の幅」 (JSA) ・「知識の深さ」 (WSET) というそれぞれの強みがあるために、 両方学ぶ事で一段とワインへの理解が深まります。 私は、JSAワインエキスパートを合格した後にWSETを受講したのですが、 JSAで詰め込みで覚...

WSETレベル3のテキスト購入方法とテキスト電子化のメリット

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