スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

1月, 2022の投稿を表示しています

最新記事

エントレ・コルディリェラス? チリの新しい原産地呼称の覚え方

 チリのワイン産地は南北に長く広がりますが、地形的な特徴の影響を受けるために、実は南北よりも東西にかけて、気候や土壌の多様性が非常に高いと言われています。 従来の原産地呼称では、この東西にかけてのワインスタイルの特徴の違いが十分に表現されていませんでしたが、2011年から、この問題を解決するための新たな付加的な原産地呼称が加えられました。 それが、「コスタ(Costa)」、「エントレ・コルディリェラス(Entre Cordilleras)」、「アンデス(Andes)」の3つです。 これは従来の原産地呼称に付加的に加えられるもので、例えば「Aconcagua」で造られたワインに対して、「Aconcagua Costa」、「Aconcagua Entre Cordilleras」、「Aconcagua Andes」のようにラベルに表記されるようです。 上図のように、「コスタ」は海の影響を受ける地域、「アンデス」はアンデス山脈の影響を受ける地域、そして「エントレ・コルディリェラス」はその間の地域を表します。 この新たな原産地呼称の仕組み自体はシンプルなのですが、それぞれの名前、特に「エントレ・コルディリェラス(Entre Cordilleras)」を覚えるのが厄介です。 そこで、これを覚えるための語呂合わせを考えてみました。 エントレ・コルディリェラスは少し苦しいですが、英語のスペルも覚えられるように、それに合わせた語呂合わせにしてみました。 <了>

トレンティーノ・アルト・アディジェ州の土着ブドウ品種の覚え方【語呂合わせ】

トレンティーノ・アルト・アディジェ(Trentino-Alto Adige) のワインの特徴は、国際品種に加えて、さまざまな土着品種から造られるワインがあることです。 国際品種としては、ピノグリージョ、シャルドネ、ミュラートルガウ、ゲヴュルツトラミネール、ピノブラン、ピノノワール、ソーヴィニヨンブランなどの、聞き馴染みのあるブドウ品種からワインが造られている一方で、土着品種としてはなかなか聞き馴染みのないブドウ品種名が並びます。 メジャーな土着品種としては、 ・テロルデゴ (Teroldego)  [黒] ・マルツェミーノ (Marzemino )  [黒] ・ラグレイン (Lagrein)  [黒] ・モスカート ローザ (Moscato Rosa)   ・ノジオーラ (Nosiola) [黒] ・スキアーヴァ (Schiava) [白] などがありますが、覚えるのが大変なので、暗記のための語呂合わせを作ってみました。 ちなみに、トレンティーノ(トレント自治県)では主に、 ・テロルデゴ (Teroldego) ・マルツェミーノ (Marzemino ) ・ラグレイン (Lagrein) ・モスカート ローザ (Moscato Rosa) ・ノジオーラ (Nosiola) が栽培され、 アルト・アディジェ(ボルツァーノ自治県)では主に、 ・ラグレイン (Lagrein) ・スキアーヴァ (Schiava) が栽培されてるようです。