以前の記事(参照記事:英語クラスについていくための英語力)で、ワイン英語対策としてWSETレベル2のテキストを購入したことを書きました。
このテキスト、英語対策だけではなく、WSETレベル3の試験対策としても非常に役に立ちました。
役に立つ理由は、「品種ごとの主要産地」と「産地ごとのワインの特徴」が詳しく書かれているためです。
WSETレベル3の記述式試験では、「特定の産地のワインのスタイルを書かせる問題」がよく出題されると聞いていました。そのため、試験勉強でも品種x産地ごとのワインスタイルを何度も調べるのですが、レベル3のテキストでは品種の詳しい情報はテキストの複数箇所に別れて書かれていたので、網羅的に調べるのが大変でした。
一方で、レベル2のテキストは各チャプターが品種ごとにまとまっているので、特定の品種に対して主要産地や、そのワインを網羅的に調べることが非常に簡単でした。また、レベル2は品種に主眼を置いているために、レベル3のテキストでは省略されているような各地のワインスタイルもしっかりと記述がなされていました。
価格も4000円以内とレベル3のテキストほど高くはないので、WSETレベル3の試験勉強を行うにあたって、レベル2のテキストを用意しておくことは決して損はないと思いました。
最新のレベル2テキスト(英語版もしくは日本語版)はWSETのオンラインショップで購入可能です。
また、Amazonなどのサイトで中古を見つけることも可能です。 → https://amzn.to/3CuPhJQ(Amazonへのリンクです)
Level 2の書籍では、シャルドネ、ピノノワール、カベルネソーヴィニヨン&メルロー、ソーヴィニヨンブラン、シラー&グルナッシュ、リースリングが個別のチャプターで説明されていました。また、その他の品種チャプターの中では、ピノグリ(ピノグリージョ)、ヴェルディッキオ&トレッビアーノ、シュナンブラン、メロンブラン、ヴィオニエ、アルバリーニョ、セミヨン、ゲヴュルツトラミネール、トロンテス、ガメイ、テンプラニーリョ、サンジョベーゼ、ジンファンデル、ピノタージュ、カルメネール、マルベックなどの様々な品種の説明もありました。
また、このテキストはWSETだけではなく、ワインのスタイルから品種と産地を当てなければならないJSAソムリエ・ワインエキスパートのテイスティング試験(2次試験)対策にも非常に役に立つと思いました。
このテキストの存在を知っていれば、ワインエキスパートの2次対策にきっと利用をしていたことでしょう。