チリのワイン産地は南北に長く広がりますが、地形的な特徴の影響を受けるために、実は南北よりも東西にかけて、気候や土壌の多様性が非常に高いと言われています。 従来の原産地呼称では、この東西にかけてのワインスタイルの特徴の違いが十分に表現されていませんでしたが、2011年から、この問題を解決するための新たな付加的な原産地呼称が加えられました。 それが、「コスタ(Costa)」、「エントレ・コルディリェラス(Entre Cordilleras)」、「アンデス(Andes)」の3つです。 これは従来の原産地呼称に付加的に加えられるもので、例えば「Aconcagua」で造られたワインに対して、「Aconcagua Costa」、「Aconcagua Entre Cordilleras」、「Aconcagua Andes」のようにラベルに表記されるようです。 上図のように、「コスタ」は海の影響を受ける地域、「アンデス」はアンデス山脈の影響を受ける地域、そして「エントレ・コルディリェラス」はその間の地域を表します。 この新たな原産地呼称の仕組み自体はシンプルなのですが、それぞれの名前、特に「エントレ・コルディリェラス(Entre Cordilleras)」を覚えるのが厄介です。 そこで、これを覚えるための語呂合わせを考えてみました。 エントレ・コルディリェラスは少し苦しいですが、英語のスペルも覚えられるように、それに合わせた語呂合わせにしてみました。 <了>
WSETでは理論試験とテースティング試験の合計得点(aggregate mark)によって、成績評価が次のように決められています。次のようにWSET Level 3 Award in WinesのSpecificationに明記されています。
もし、"Pass with distinction (優)"の成績で合格をしたい場合には、理論試験(おそらく、選択式試験、記述式試験のそれぞれ)とテースティング試験において、それぞれ65%(個別成績Pass with merit)以上をとったうえで、80%以上の合計得点をとる必要があります。
理論試験の選択式試験と記述式試験には、次のようにそれぞれ50 marksと100 marksが割り振られています。
テースティング試験には、白ワイン20 marks、赤ワイン21 marksの合計41 marksが割り振られています。
日本語のSpecificationだと少しあいまいなのですが、英語のSpecificationには、"Candidates will receive an overall grade based on their aggregate mark over all examination papers." (受験者にはすべての試験のmarkの合計に基づいて総合評価が与えられます。)と書かれています。
理論試験=150 marks, テースティング試験=41 marksということを考えると、普通に英語を読むと合計mark=191 marksの何パーセントをとったかによって成績評価が決められることになります。(これはspecificationを読んだうえでの推測なので、必ずしも正しいかどうかはわかりません)
これを前提に考えると、各パートの配点割合は次のようになるはずです:
理論試験(選択式) = 約26%
理論試験(記述式) = 約52%
テースティング試験 = 約22%
そしてこの割合がそのままその試験の重要度となるはずです。荒っぽく言うと、記述式試験は、理論式試験やテースティング試験の2倍重要ということになります。
また成績評価ごとの合計marksは次のようになると考えられます:
Pass with distinction = 153 marks以上
Pass with merit = 125 ~ 152 marks
Pass = 106 ~ 124 marks
Fall = 86 ~ 105 marks
Fall unclassified = 85 marks以下
もしある試験者がテースティング試験で満点の41 marks(個別成績Pass with distinction)をとった場合でも、理論試験でギリギリ合格の55%(83 marks)である場合には、合計は124 marksとなり、成績評価は単なる"Pass"ということも起きうる計算となります。
繰り返しになりますが、これは英語のspecificationを読んでの推測なので、どこまで正しいのかはわかりません。
もし、"Pass with distinction (優)"の成績で合格をしたい場合には、理論試験(おそらく、選択式試験、記述式試験のそれぞれ)とテースティング試験において、それぞれ65%(個別成績Pass with merit)以上をとったうえで、80%以上の合計得点をとる必要があります。
理論試験の選択式試験と記述式試験には、次のようにそれぞれ50 marksと100 marksが割り振られています。
テースティング試験には、白ワイン20 marks、赤ワイン21 marksの合計41 marksが割り振られています。
日本語のSpecificationだと少しあいまいなのですが、英語のSpecificationには、"Candidates will receive an overall grade based on their aggregate mark over all examination papers." (受験者にはすべての試験のmarkの合計に基づいて総合評価が与えられます。)と書かれています。
理論試験=150 marks, テースティング試験=41 marksということを考えると、普通に英語を読むと合計mark=191 marksの何パーセントをとったかによって成績評価が決められることになります。(これはspecificationを読んだうえでの推測なので、必ずしも正しいかどうかはわかりません)
これを前提に考えると、各パートの配点割合は次のようになるはずです:
理論試験(選択式) = 約26%
理論試験(記述式) = 約52%
テースティング試験 = 約22%
そしてこの割合がそのままその試験の重要度となるはずです。荒っぽく言うと、記述式試験は、理論式試験やテースティング試験の2倍重要ということになります。
また成績評価ごとの合計marksは次のようになると考えられます:
Pass with distinction = 153 marks以上
Pass with merit = 125 ~ 152 marks
Pass = 106 ~ 124 marks
Fall = 86 ~ 105 marks
Fall unclassified = 85 marks以下
もしある試験者がテースティング試験で満点の41 marks(個別成績Pass with distinction)をとった場合でも、理論試験でギリギリ合格の55%(83 marks)である場合には、合計は124 marksとなり、成績評価は単なる"Pass"ということも起きうる計算となります。
繰り返しになりますが、これは英語のspecificationを読んでの推測なので、どこまで正しいのかはわかりません。