ロワール地方のアンジュ&ソミュール地区は、ロゼワインの製造で有名な地域です。 この地域で造られる主要なロゼワインと言えば次の3つです: ・ロゼ・ド・ロワール(Rosé de Loire) ・ロゼ・ダンジュ(Rosé d’Anjou) ・カベルネ・ダンジュ(Cabernet d’Anjou) この3つのロゼワインの特徴を簡単にまとめてみました。 使用されるブドウ品種 まず、試用されるブドウ品種ですが、それぞれに違いがあります。 ロゼ・ド・ロワール ではさまざまな黒ブドウ品種の利用が認められています。 具体的なブドウ品種をあげると、カベルネフラン、カベルネソーヴィニヨン、ガメイ、グロロー、コット(マルベック)、ピノノワール、ピノドニスです。 これはもしかしたら、ロゼ・ド・ロワールが他のロゼと比べて、製造範囲が広域であることと関係しているのかもしれません。 ロゼ・ダンジュ では、主に グロロー(grolleau) という黒ブドウ品種が使用されます。 このブドウ品種は、ロワール地方で栽培される主要ブドウ品種の1つであり、その名は黒色に近い見た目から、フランス語でカラスを表す「grolle」に由来しているのだとか。 しかし、特徴や凝縮感に欠けるため、赤ワインの製造には適しておらず、AOCワインとしては主にロゼワインの製造に用いられているようです。 アンジュを代表するロゼワインは、ロワールを代表する品種の1つであるグロローから造られています。 そして最後に、 カベルネ・ダンジュ は、その名の通り「カベルネ」を冠する2種類のブドウであるカベルネフランとカベルネソーヴィニヨンから造られています。 <続く>
2019年のJSAソムリエ・ワインエキスパート2次試験では、テイスティングの各項目の配点比率が大きく変わりました。
------------------------------
18' 19' 変化
外観 24% → 19% (-5%)
香り 33% → 26% (-7%)
味わい 20% → 17% (-3%)
その他の項目 10% → 9% (-1%)
収穫年 3% → 5% (+2%)
生産地 3% → 7% (+4%)
主なブドウ品種 3% → 12% (+9%)
飲料の銘柄 各2%→ 各3%(+1%)
*()内の数字は2018年度から2019年度の変化の割合です
------------------------------
大きな違いは収穫年、生産地、主なブドウ品種の配点の割合が増えたこと。
18'はこの3つを合計して9%だったのですが、今年は24%となり配点の1/4程度を占めることとなりました。
私のように趣味レベルでワインを飲んでいるレベルだと、
収穫年、生産地、主なブドウ品種に合わせて香りの回答も調整をしていくので、
これらの要素が配点に与える影響は50%近いのではと考えてしまいます。
もし、JSAソムリエ・ワインエキスパートとWSET level3に
私なりのタイトルをつけるのであれば次のようになります:
・JSA:「ワインの特徴評価」+「ワイン当て(生産地・品種当て)」
・WSET:「ワインの特徴評価」+「品質評価」
個人的な意見ですが、ワイン愛好家としてどちらが役に立つかというと断然「WSET」だと思います。
なぜなら、良いワインを飲みたいときに店員さんに伝えるべき表現がわかるし、
ワインを試飲した際も、それが品質の高いワインであるかどうかを判断できるからです。
一方、JSAの「ワイン当て」は今まであまり役に立った記憶はありません。
なぜなら、ワインの収穫年、生産地、主なブドウ品種は全てラベルを見れば一目瞭然です。また、同じ収穫年、生産地、品種であっても栽培方法・醸造方法によってはワインの品質は全く異なるものになります。
さらに普段のワイン会で、ワイン当てをしようものなら、単なる知識のひけらかしをするちょっと嫌な奴です。
唯一、ワインコンクールに出場するのであれば、一定の価値はあるのかもしれませんが...
------------------------------
18' 19' 変化
外観 24% → 19% (-5%)
香り 33% → 26% (-7%)
味わい 20% → 17% (-3%)
その他の項目 10% → 9% (-1%)
収穫年 3% → 5% (+2%)
生産地 3% → 7% (+4%)
主なブドウ品種 3% → 12% (+9%)
飲料の銘柄 各2%→ 各3%(+1%)
*()内の数字は2018年度から2019年度の変化の割合です
------------------------------
大きな違いは収穫年、生産地、主なブドウ品種の配点の割合が増えたこと。
18'はこの3つを合計して9%だったのですが、今年は24%となり配点の1/4程度を占めることとなりました。
私のように趣味レベルでワインを飲んでいるレベルだと、
収穫年、生産地、主なブドウ品種に合わせて香りの回答も調整をしていくので、
これらの要素が配点に与える影響は50%近いのではと考えてしまいます。
もし、JSAソムリエ・ワインエキスパートとWSET level3に
私なりのタイトルをつけるのであれば次のようになります:
・JSA:「ワインの特徴評価」+「ワイン当て(生産地・品種当て)」
・WSET:「ワインの特徴評価」+「品質評価」
個人的な意見ですが、ワイン愛好家としてどちらが役に立つかというと断然「WSET」だと思います。
なぜなら、良いワインを飲みたいときに店員さんに伝えるべき表現がわかるし、
ワインを試飲した際も、それが品質の高いワインであるかどうかを判断できるからです。
一方、JSAの「ワイン当て」は今まであまり役に立った記憶はありません。
なぜなら、ワインの収穫年、生産地、主なブドウ品種は全てラベルを見れば一目瞭然です。また、同じ収穫年、生産地、品種であっても栽培方法・醸造方法によってはワインの品質は全く異なるものになります。
さらに普段のワイン会で、ワイン当てをしようものなら、単なる知識のひけらかしをするちょっと嫌な奴です。
唯一、ワインコンクールに出場するのであれば、一定の価値はあるのかもしれませんが...