タイトルの通り、ワインの名称に出てくる 「Côte」 と 「Coteaux」 は非常に紛らわしい言葉です。 両者ともに丘陵地や斜面を表す言葉ですが、「Côte」は 「コート」 、「Coteaux」は 「コトー」 と表記されることが多いようです。 「Côte」 を含んだワイン名の例としては次のようなものがあります: ・Côtes du Rhône (コート・デュ・ローヌ) ・Côtes de Provence (コート・ド・プロヴァンス) 一方で、 「Coteaux」 を含んだワイン名の例としては次のようなものがあります: ・Coteaux Champenois (コトー・シャンプノワ) ・Coteaux Bourguignons (コトー・ブルギニヨン) この2つの言葉の違いを調べてみましたが、どうやら 「Côte」 の方が狭い、特定の丘陵地・斜面を表し、 「Coteaux」 は比較的広い地域を表し、複数の丘陵地・斜面を表すことが多いようです。 例えば、 「Côtes du Rhône 」 はローヌ川沿いにある斜面という特定の地域のブドウ畑から造られたワインを示しています。一方で、 「Coteaux Champenois」 は、シャンパーニュ地方にある広範囲の数々の丘陵地から造られたワインを指しているようです。 詳しいことはそこまでよくわかりませんが、 ・「Côte」 → 狭い、特定のエリア ・「Coteaux」 → 広い、包括的なエリア のような使われ方のようです。 ちなみに、プロヴァンス地方のロゼワインのAOCでは、広さにそんなに違いがないにも関わらず「Côte」と「Coteaux」 の名が付くAOCが入り混じっています。 「Côte」と「Coteaux」 のどちらが含まれるのかは、必ずしも広さだけでは決まらないようです。 <了>
これまでWSETレベル3の英語受講や英語受験に必要な英語力について、次のようないくつか記事を書いてきましたが、今回は講師の使う英語や、英語のレベルについて書きたいと思います。
・WSETレベル3の英語受講対策のポイント
・WSET Level3に必要な英語力:テスト編
・WSETの英語対策:テキスト編
まず、WSETで英語クラスを受け持っている講師は全員が英語ネイティブというわけではありません。そのため、講師によっては独特な訛りのある方がいると思います。授業を重ねるうちにその訛りにも慣れては来ると思うのですが、可能であれば事前に英語が聞きやすい講師を選ぶに越したことはないと思います。
例えば、「英語がイタリア語訛りで、最後まで講師の英語に慣れなかった」なんて話も聞いたことがあります。
英語の訛りに関して言うと、私は「フランス語訛り」「インド訛り」「シンガポール訛り」「イギリスの北部訛り」あたりが苦手です。また、英語に自信のない方の話す抑揚のない英語も聞き取るのが非常に苦手です。(これらはワイン講師で経験をしたわけではありません)
私も講師を選ぶ際に英語の訛りには不安があったのですが、出席できる時間帯が1つしかなかったので、講師の英語でクラスを選ぶことはできませんでした。
次に用いる英語のレベルですが、講師にもよるとは思いますが、私の経験上、それほど難しいレベルの英単語は使われていなかった印象です。用いる言葉のレベルは日常会話+WSETのテキストに出てくるレベルの英単語ですので、しっかりテキストの予習さえしていれば、それほど面食らうほどのことはないと思います。ただし、日常会話やビジネス英語で知らない単語にたくさん出くわすことが多く、辞書がなければ会話に苦労をするような英語レベルの場合は、授業についていくのに苦労をするかもしれません。なぜなら、授業はどんどん進んでいくので、辞書を使って単語を調べている暇などないからです。
時々、意味の分からない英単語に出くわすこともありましたが、その多くが文脈から何となく意味がわかるものであったり、そうでない場合は、メモをノートにとっておいて、自宅に帰ってからその単語の意味を調べていました。多くとも1クラス中、数個程度だったので十分追いつける範囲でした。
もしWSETの英語授業に不安を抱えている場合は、時々ワインスクールで開催されている1回きりの英語でのみ行われる単発講座に出席をしてみるのも良いかもしれません。どのくらい英語授業についていけるかの参考になると思います。
・WSETレベル3の英語受講対策のポイント
・WSET Level3に必要な英語力:テスト編
・WSETの英語対策:テキスト編
まず、WSETで英語クラスを受け持っている講師は全員が英語ネイティブというわけではありません。そのため、講師によっては独特な訛りのある方がいると思います。授業を重ねるうちにその訛りにも慣れては来ると思うのですが、可能であれば事前に英語が聞きやすい講師を選ぶに越したことはないと思います。
例えば、「英語がイタリア語訛りで、最後まで講師の英語に慣れなかった」なんて話も聞いたことがあります。
英語の訛りに関して言うと、私は「フランス語訛り」「インド訛り」「シンガポール訛り」「イギリスの北部訛り」あたりが苦手です。また、英語に自信のない方の話す抑揚のない英語も聞き取るのが非常に苦手です。(これらはワイン講師で経験をしたわけではありません)
私も講師を選ぶ際に英語の訛りには不安があったのですが、出席できる時間帯が1つしかなかったので、講師の英語でクラスを選ぶことはできませんでした。
次に用いる英語のレベルですが、講師にもよるとは思いますが、私の経験上、それほど難しいレベルの英単語は使われていなかった印象です。用いる言葉のレベルは日常会話+WSETのテキストに出てくるレベルの英単語ですので、しっかりテキストの予習さえしていれば、それほど面食らうほどのことはないと思います。ただし、日常会話やビジネス英語で知らない単語にたくさん出くわすことが多く、辞書がなければ会話に苦労をするような英語レベルの場合は、授業についていくのに苦労をするかもしれません。なぜなら、授業はどんどん進んでいくので、辞書を使って単語を調べている暇などないからです。
時々、意味の分からない英単語に出くわすこともありましたが、その多くが文脈から何となく意味がわかるものであったり、そうでない場合は、メモをノートにとっておいて、自宅に帰ってからその単語の意味を調べていました。多くとも1クラス中、数個程度だったので十分追いつける範囲でした。
もしWSETの英語授業に不安を抱えている場合は、時々ワインスクールで開催されている1回きりの英語でのみ行われる単発講座に出席をしてみるのも良いかもしれません。どのくらい英語授業についていけるかの参考になると思います。