D1のオンライン受講を終えたら、いよいよD1認定試験の準備に取り掛かります。
私の場合は6月からD1の受講を始めたので、D1の認定試験は9月の半ば~後半に行われる予定です。
試験日程は、Diplomaプログラムの申し込みの際に認定プログラムプロバイダー(APP)から予め伝えられおり、受講者全員がAPPの用意した会場に集められ、一斉に試験を受けることになります。
日程としては認定試験と、それと同時に行われる「チュートリアル・プログラム」のためにまる2日間が予定されています。1日目の前半にD1の認定試験が行われ、1日目の後半と2日目にチュートリアル・プログラムの講義が行われる予定です。チュートリアル・プログラムでは、APPの講師からD3~D5に向けてのテイスティングの講義が実施されます。
D1オンライン受講から、D1認定試験までのスケジュールは大まかに次のチャートの通りです。
準備期間はおよそ8~9週確保できるので一見十分なスケジュールだと思われます。しかし、8月途中からD2のオンライン受講が始まるので、D1の見直しと、D2受講に取り組む時間のタイムマネジメントが重要です。
ただし、D2の受講期間は一旦後回しにして、別の機会に受講をすることも可能です。D1認定試験に集中したい人の中には、D2受講を実際に後回しにした人もいるようです。
D1の認定試験対策は、受講者各自で行いますが、私が主に取り組むのは次のような内容です。
・「テキストブック」の見直しとまとめ
・「クイズ」と「フィードバックテスト」の見直し
・「Theory Guidance」の読み込みと分析
・過去の認定試験についての「試験レポート」の読み込み
(関連記事:WSET Diploma D1オンライン受講の感想⑥ ~フィードバックテスト~)
とにかく読むべき英語の資料がたくさんあるので一通り目を通すだけで大変です。
D1認定試験は、90分間の文章回答問題です。与えられた質問に対して、白紙にひたすら文章で回答を書きこむ形式です。D1では特に難しい専門用語をたくさん覚えなければならないので、試験準備は非常に骨の折れる作業です。(聞きなれない言葉が多いので、イメージで覚えることを目的に、テキストブックのまとめ資料は下図のように画像だらけになってしまいました)
かつてはD1は多選択式形式の試験だったようなのですが、D1をパスした受講者の間でD1の理解度が低いことが問題となり、試験形式が変更されたという話を聞いたことがあります。
個人的には理論試験の方が得意なので、D1にはテイスティングが含まれていないことは一息つける材料です。