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ワイン名称に出てくるフランス語の「Côte」と「Coteaux」の違いとは?

 タイトルの通り、ワインの名称に出てくる 「Côte」 と 「Coteaux」 は非常に紛らわしい言葉です。 両者ともに丘陵地や斜面を表す言葉ですが、「Côte」は 「コート」 、「Coteaux」は 「コトー」 と表記されることが多いようです。 「Côte」 を含んだワイン名の例としては次のようなものがあります: ・Côtes du Rhône (コート・デュ・ローヌ) ・Côtes de Provence (コート・ド・プロヴァンス) 一方で、 「Coteaux」 を含んだワイン名の例としては次のようなものがあります: ・Coteaux Champenois (コトー・シャンプノワ) ・Coteaux Bourguignons (コトー・ブルギニヨン) この2つの言葉の違いを調べてみましたが、どうやら 「Côte」 の方が狭い、特定の丘陵地・斜面を表し、 「Coteaux」 は比較的広い地域を表し、複数の丘陵地・斜面を表すことが多いようです。 例えば、 「Côtes du Rhône 」 はローヌ川沿いにある斜面という特定の地域のブドウ畑から造られたワインを示しています。一方で、 「Coteaux Champenois」 は、シャンパーニュ地方にある広範囲の数々の丘陵地から造られたワインを指しているようです。 詳しいことはそこまでよくわかりませんが、 ・「Côte」 → 狭い、特定のエリア ・「Coteaux」 → 広い、包括的なエリア のような使われ方のようです。 ちなみに、プロヴァンス地方のロゼワインのAOCでは、広さにそんなに違いがないにも関わらず「Côte」と「Coteaux」 の名が付くAOCが入り混じっています。 「Côte」と「Coteaux」 のどちらが含まれるのかは、必ずしも広さだけでは決まらないようです。 <了>

trellis の意味 | 英語ワイン書籍に出てくる英単語

 



trellis = ブドウ棚」です。また、「(ブドウ樹を)棚付けする」という動詞としても使われます。


ブドウ棚は、ブドウ樹や毎年成長する新梢を支持するためのもので、基本的には「支柱(stake)」と「針金(wire)」から構成されます。




ブドウ棚は、「棚」という言葉が含まれますが、日本でよく見るようなブドウが頭上に位置するような棚仕立て(pergola)だけではなく、ヨーロッパでよくみられるようなブドウがそれほど高い位置にはならない垣根仕立て(vertical shoot positioning = VSP)も含まれます(ワイン用ブドウの場合はむしろこちらが主流です)。



ブドウ棚を用いるメリットは、キャノピー・マネジメント(樹冠管理)が容易になることです。


キャノピー・マネジメントとは、平たく言うと、ブドウ樹の枝葉の管理や整形です。ブドウ果実が理想的に成熟するように、枝葉の量やサイズ、形を整えることです。


(関連記事:canopy managementの意味|英語ワイン書籍に出てくる英単語


キャノピー・マネジメントには次の3つの目的があると言われています。


・ 日照量の管理

・ 葉とブドウの通気管理

・ 機械収穫(+その他スプレーなどの作業補助)



日照量の管理は主に、ブドウに届く日照の管理です。日照が多いほどブドウの成熟は早まりますが、反対に、日照が強すぎるとブドウが日焼けを起こしてしまいます。


通気管理を良くすると、湿った空気を循環させてカビなどの菌類病のリスクを削減してくれます。また、ブドウのまわりの枝葉を取り除いておくことは、果実のカビの感染の原因となるブドウが傷つくリスクも減らしてくれます。


また、ブドウの成長を支柱やワイヤーに沿わせて整えておくことは、機械による収穫を可能にしてくれます。また、殺虫剤や防カビ剤などのスプレーの噴霧作業の効率も高めてくれます。