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ワイン名称に出てくるフランス語の「Côte」と「Coteaux」の違いとは?

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トカイ・アスーの製造工程と、製造工程がワインスタイルに与える影響を考察

 トカイ・アスーはハンガリーで造られる貴腐ワインです。世界三大貴腐ワインの1つに数えられています。


トカイ・アスーの製造工程は、アスー(Aszú)ブドウと呼ばれる貴腐ブドウを発酵前/発酵中/発酵後のマスト(発酵後はベースワイン)に浸してつくるという非常に特徴的なものです。


多くの甘口ワインは通常の白ワインと同じような流れで作られますが、トカイ・アスーは少し独特な製法なので、その流れをまとめてみました。





やはり特徴的なのは、アスーブドウ(貴腐ブドウ)を収穫後にそのまま圧搾するのではなく、マスト/ベースワインに浸る(マセレーションする)という部分です。


アスーブドウの糖分の凝縮度が非常に高く、通常の圧搾では果汁が抽出できないために、このような製造工程になったのだとか。マセレーションに使われるアスーブドウはそのままの場合もあれば、つぶしてペースト状にしたものの場合もあるようです。


そして圧搾は、マスト/ベースワインに貴腐ブドウが浸されて、糖分や風味が抽出されたのちに行われます。


圧搾されたマスト/ベースワインは、アルコール発酵を経て、オーク樽で熟成されます。



このような製造工程を経るために、トカイ・アスーには次のような特徴が与えられると考えられます:

・貴腐ブドウの香り(オレンジの果皮、マーマレード、ハチミツなど)

・長期熟成による外観の変化(琥珀色)

・長期熟成による熟成香の発生(ハチミツ、ドライフルーツなど)

・[酸化熟成を経た場合] ナッツやキャラメルの香りの発生


実際に多くのトカイ・アスーは次のような特徴を持つと言われています:

・深い琥珀色の外観

・オレンジの果皮、アプリコット、ハチミツの強い香り

・高い酸味

・低~中程度のアルコール度


<了>


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品種情報がよくまとまった便利なWSET Level 2 テキスト(さまざまなテイスティング試験にも使えます)

以前の記事(参照記事: 英語クラスについていくための英語力 )で、ワイン英語対策としてWSETレベル2のテキストを購入したことを書きました。 このテキスト、英語対策だけではなく、 WSETレベル3の試験対策としても非常に役に立ちました 。 役に立つ理由は、「 品種ごとの主要産地 」と「 産地ごとのワインの特徴 」が詳しく書かれているためです。 WSETレベル3の記述式試験では、「 特定の産地のワインのスタイルを書かせる問題 」がよく出題されると聞いていました。そのため、試験勉強でも品種x産地ごとのワインスタイルを何度も調べるのですが、レベル3のテキストでは品種の詳しい情報はテキストの複数箇所に別れて書かれていたので、網羅的に調べるのが大変でした。 一方で、レベル2のテキストは 各チャプターが品種ごとにまとまっている ので、 特定の品種に対して主要産地や、そのワインを網羅的に調べることが非常に簡単 でした。また、レベル2は品種に主眼を置いているために、レベル3のテキストでは省略されているような 各地のワインスタイルもしっかりと記述がなされていました 。 価格も4000円以内とレベル3のテキストほど高くはないので、WSETレベル3の試験勉強を行うにあたって、レベル2のテキストを用意しておくことは決して損はないと思いました。 最新のレベル2テキスト(英語版もしくは日本語版)はWSETのオンラインショップで購入可能です。 また、Amazonなどのサイトで中古を見つけることも可能です。 → https://amzn.to/3CuPhJQ (Amazonへのリンクです) 私は費用を浮かせるためにAmazonで中古品を購入しました・ Level 2の書籍では、シャルドネ、ピノノワール、カベルネソーヴィニヨン&メルロー、ソーヴィニヨンブラン、シラー&グルナッシュ、リースリングが個別のチャプターで説明されていました。また、その他の品種チャプターの中では、ピノグリ(ピノグリージョ)、ヴェルディッキオ&トレッビアーノ、シュナンブラン、メロンブラン、ヴィオニエ、アルバリーニョ、セミヨン、ゲヴュルツトラミネール、トロンテス、ガメイ、テンプラニーリョ、サンジョベーゼ、ジンファンデル、ピノタージュ、カルメネール、マルベックなどの様々な品種の説明もあり...

トカイ・アスーとその他のトカイワイン (WSET Level 3)

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アパッシメント(appassimento)とパッシート(passito)の違いに関する考察

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南欧(イタリア、スペイン、ポルトガル)の赤ワインの違いを知る!南欧の代表品種の比較テイスティング

いままで個人的に比較テイスティングをすることの少なかった、イタリア、スペイン、ポルトガルの土着品種から造られた赤ワインのテイスティングをしてみようと思います。 目的は、それぞれの品種やワインの特徴を捉えることです。 1種類のワインだけを味わってその特徴を捉えるだけのテイスティング能力を持ち合わせていないので、とりあえず産地の近いワインを並べてみようと思います。 今回選んだワイン(品種)は次の通りです: ワイン①: ヴァルポリチェッラ・クラッシコ(品種:コルヴィーナ・ヴェロネーゼ) ワイン②: バローロ(品種:ネッビオーロ) ワイン③: キアンティ・クラッシコ(品種:サンジョヴェーゼ) ワイン④: リオハ・リゼルヴァ [伝統的な樽香強めのスタイル](品種:テンプラニーリョ) ワイン⑤: リオハ [モダンな樽香弱めのスタイル] (品種:テンプラニーリョ) ワイン⑥: ドウロ(品種:ティンタ・ロリス、ティンタ・バロッカ、トウリガ・フランカ、トウリガ・ナショナルのブレンド) 具体的なワイン名は次の通り: ① Bonacosta Valpolicella Classico Masi 2018 ② Terre del Barolo Barolo 2015 ③ Rocca Guicciarda Chianti Classico Riserva Barone Ricasoli 2012 ④ Dominio de Ugarte Reserva 2013 ⑤ Remelluri Lindes de Remelluri Viñedos de Labastida 2014 ⑥ Quinta dos Avidagos Douro Tinto Reserva 2016 外観 まずは外観の特徴の比較です。 特徴的なのは、バローロの色の淡さです。ネッビオーロ種は、かなり色が薄くなる品種のようです。 一方で、リオハとドウロは色の濃さが特徴です。特にドウロは漆黒のような濃い色です。 香り 次は香りの特徴の比較です。 それぞれのワインについての主だった香りの感想は次の通りです。あくまで個人的な感想です。 ヴァルポリチェッラは、比較的シンプルな赤系果実の香りの中に、甘いリコリスの香りが感じられます。 ネッビオーロとサンジョヴェーゼはどちらも赤系果実の香りの中に、枯れたようなドライハーブの香りが感じられ、と...

シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、リースリング、ミュスカデの味わいの違いは? ~冷涼地域の白ワイン品種の特徴の比較~

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