シャンパーニュ(シャンパン)と言えば、ご存じの通りフランスのシャンパーニュ地方で造られるスパークリングワイン(発泡酒)です。
世界でもっとも有名なスパークリングワインかもしれません。
使われているブドウ品種も有名で、主に「ピノ・ノワール(Pinot Noir)」、「ムニエ(Meunier)」、「シャルドネ(Chardonnay)」の3種から造られます。
しかし、使用を許可されている品種としては、実は7種類あるようなのです。
つまり、主要3品種以外に次のような4種があるのです。
・アルバンヌ/アルバン(Arbane)
・プティ・メリエ(Petit Meslier)
・ピノ・ブラン(Pinot Blanc)
・フロマントー/フロマント(Fromenteau)
個人的には、ずっと3品種から造られるものとばかり思っていたので、正直7種もあるのは驚きでした。
実際に、Comité Champagneのウェブサイトでは次のように説明されています。
『The vineyard today is predominantly planted to the black Pinot Noir and Meunier and the white Chardonnay. (Other approved varietals are the white Arbane, Petit Meslier, Pinot Blanc and Pinot Gris – together less than 0.3% of plantings).』
(今日のブドウ園の大部分には、黒ブドウ品種のピノノワールとムニエと、白ブドウ品種のシャルドネが植えられています。 (他の承認されている品種には、白ブドウ品種のアルバンヌ、プティメリエ、ピノブラン、ピノグリで、植えられている割合は全体の0.3%未満です)。)
※フロマントーは、ピノグリのシャンパーニュでのシノニムのようです。
その他4品種が占める割合は、全体の1%未満とのことなので、知らなかったのも仕方がないのかもしれません。
シャンパーニュの中にはこれら7品種全てを使った「レ セというットNVラエルト フレール」製品もあるようです。
セパージュは、「シャルドネ18%/ピノ・ムニエ18%/ピノ・ブラン17%/プティ・メリエ15%/ピノ・ノワール14%/フロモントー10%/アルバンヌ8%」とのことです。