WSET Level 4 (通称、ディプロマ)のユニット構成や学習範囲について調べてみました。
(関連記事:「WSET Level 4 Diploma in Wines(通称、ディプロマ)」について調べてみました)
ユニット構成
以前に、さまざまなサイトを調べてみたのですが、なかなかわかりやすいサイトがなかったので、 自分なりにまとめてみたのが下の図です。
現在のユニットは、D1~D6までの6つで構成されているようです。ディプロマの取得は最低でも18ヵ月以上かかるかなりの長丁場のようです。
ちなみに、レベル3の内容と照らし合わせてみると次のようになるようです:
ユニットD1 = レベル3の第2章(ワイン価格とワイン法部分は除く)
ユニットD2 = レベル3の第2章(ワイン価格とワイン法の部分)
ユニットD3 = レベル3の第3章(世界の非発泡ワイン)
ユニットD4 = レベル3の第4章(世界の発泡性ワイン)
ユニットD5 = レベル3の第5章(世界の酒精強化ワイン)
ユニットD6 = 該当なし(しかし論文のテーマはD1~D5の範囲のいずれかに含まれる;例えば「オーストラリア」など)
ディプロマではレベル3の内容をさらに深くやっていくようなイメージだと思います。
各ユニットのボリューム(重み)
Level4のSpecificationによると、各ユニットのボリュームの次の通りのようです:
・ユニットD1(20%)
・ユニットD2(10%)
・ユニットD3(50%)
・ユニットD4(5%)
・ユニットD5(5%)
・ユニットD6(10%)
D3は全体の半分を占めるとても大きなユニットです。
合格した方の情報を調べてみると、D3以外を最初に終わらせて、最後に難関であるD3に取り組む方が多いように感じます。
できるだけ正しい情報をまとめたつもりですが、もし誤りがあったらその都度直していきたいと思います。