タイトルの通り、ワインの名称に出てくる 「Côte」 と 「Coteaux」 は非常に紛らわしい言葉です。 両者ともに丘陵地や斜面を表す言葉ですが、「Côte」は 「コート」 、「Coteaux」は 「コトー」 と表記されることが多いようです。 「Côte」 を含んだワイン名の例としては次のようなものがあります: ・Côtes du Rhône (コート・デュ・ローヌ) ・Côtes de Provence (コート・ド・プロヴァンス) 一方で、 「Coteaux」 を含んだワイン名の例としては次のようなものがあります: ・Coteaux Champenois (コトー・シャンプノワ) ・Coteaux Bourguignons (コトー・ブルギニヨン) この2つの言葉の違いを調べてみましたが、どうやら 「Côte」 の方が狭い、特定の丘陵地・斜面を表し、 「Coteaux」 は比較的広い地域を表し、複数の丘陵地・斜面を表すことが多いようです。 例えば、 「Côtes du Rhône 」 はローヌ川沿いにある斜面という特定の地域のブドウ畑から造られたワインを示しています。一方で、 「Coteaux Champenois」 は、シャンパーニュ地方にある広範囲の数々の丘陵地から造られたワインを指しているようです。 詳しいことはそこまでよくわかりませんが、 ・「Côte」 → 狭い、特定のエリア ・「Coteaux」 → 広い、包括的なエリア のような使われ方のようです。 ちなみに、プロヴァンス地方のロゼワインのAOCでは、広さにそんなに違いがないにも関わらず「Côte」と「Coteaux」 の名が付くAOCが入り混じっています。 「Côte」と「Coteaux」 のどちらが含まれるのかは、必ずしも広さだけでは決まらないようです。 <了>
現在、WSETレベル3を通いで受講できるのは、日本では「キャプラン ワインアカデミー」か「アカデミー・デュ・ヴァン」の2校です。(もしかしたら、それ以外にもWSETを扱うスクールが徐々に増えているかもしれません)
私はどちらに通うかをかなり迷ったために、無料説明会に出向いて通う学校を決めることにしました。
まず最初に出向いたのは、「キャプラン ワインアカデミー」。
日本でWSETと言えば真っ先に名前のあがるワインスクールです。WSETレベル3の先にあるレベル4の「Diploma(ディプロマ)」は日本ではこのスクールでしか提供されていません(実際にDiplomaの授業が提供されているわけではありませんが、Diplomaプログラム参加やDiploma試験の申込の受付、Diplomaに関する情報提供、日本でのDiploma試験の運営などを行っています)。
場所は表参道駅から5~10分程度歩いたところにありました。
説明をしてくれたのは年配の女性の講師。
WSETの背景と、学習内容について一通りの説明を受けた後に、赤白のワインの試飲をさせてもらえました。
こちらのスクールで魅力的に感じたのは、振替受講の選択肢の多さです。時間帯の異なる英語クラス動詞の振替受講だけではなく、週にいくつも用意されている日本語クラスにも振替をできることが魅力でした。
また、説明会には英語クラスに興味を持っている日本人の方が多く、英語クラスに関する質問が多くあがりました。日本人講師が担当をする英語クラスがあるためか、スクール側もある程度の英語力があれば、そのような方々を歓迎している雰囲気でした。
少し残念だったのは、学習内容についてあまり詳しく話をしてくれなかったので、WSETその魅力があまり伝わらなかったことでした。
次に出向いたのは、「アカデミー・デュ・ヴァン」。
こちらもWSETを扱っていますが、JSA資格により力を入れている印象のあるワインスクールです。
場所はこちらも表参道から5~10分歩いた場所にありました。
無料説明会の担当はやや年配の女性講師。こちらもWSETの説明に加えて、赤白のワインを1種ずつ試飲させてもらえました。
こちらの魅力は洗練されたスクール全体の雰囲気でした。キャプランはオフィスの中の会議室的なイメージだったのですが、アカデミー・デュ・ヴァンはオフィス施設というイメージよりは、スクール専用に作られたイメージがあり、よりおしゃれな雰囲気でした。
また、WSETの説明がJSAとの対比でされていたことが印象的で、WSETの魅力が存分に伝わりました。
一方で残念だったことは、英語クラスの振り替えは週に2回しかない英語クラス間でしかできず、どちらの英語クラスにも都合がつかない場合でも日本語クラスへの振り替えができないことでした。
外国人講師のみが英語クラスを担当をするためか、英語力に関してクラスの進度についていく自信がなければ英語クラスはあまりお勧めしないという雰囲気でした。
もう一つ気になったことは、自信の裏返しなのかもしれませんが、説明をしてくれた女性講師が押し付けの強いスタイルの講師だったことでした。「皆さん分かってないと思うけど、JSAはダメ、WSETは良い」というやや上から目線の考えの持ち主に思えました。
私はどちらに通うかをかなり迷ったために、無料説明会に出向いて通う学校を決めることにしました。
まず最初に出向いたのは、「キャプラン ワインアカデミー」。
日本でWSETと言えば真っ先に名前のあがるワインスクールです。WSETレベル3の先にあるレベル4の「Diploma(ディプロマ)」は日本ではこのスクールでしか提供されていません(実際にDiplomaの授業が提供されているわけではありませんが、Diplomaプログラム参加やDiploma試験の申込の受付、Diplomaに関する情報提供、日本でのDiploma試験の運営などを行っています)。
場所は表参道駅から5~10分程度歩いたところにありました。
説明をしてくれたのは年配の女性の講師。
WSETの背景と、学習内容について一通りの説明を受けた後に、赤白のワインの試飲をさせてもらえました。
こちらのスクールで魅力的に感じたのは、振替受講の選択肢の多さです。時間帯の異なる英語クラス動詞の振替受講だけではなく、週にいくつも用意されている日本語クラスにも振替をできることが魅力でした。
また、説明会には英語クラスに興味を持っている日本人の方が多く、英語クラスに関する質問が多くあがりました。日本人講師が担当をする英語クラスがあるためか、スクール側もある程度の英語力があれば、そのような方々を歓迎している雰囲気でした。
少し残念だったのは、学習内容についてあまり詳しく話をしてくれなかったので、WSETその魅力があまり伝わらなかったことでした。
次に出向いたのは、「アカデミー・デュ・ヴァン」。
こちらもWSETを扱っていますが、JSA資格により力を入れている印象のあるワインスクールです。
場所はこちらも表参道から5~10分歩いた場所にありました。
無料説明会の担当はやや年配の女性講師。こちらもWSETの説明に加えて、赤白のワインを1種ずつ試飲させてもらえました。
こちらの魅力は洗練されたスクール全体の雰囲気でした。キャプランはオフィスの中の会議室的なイメージだったのですが、アカデミー・デュ・ヴァンはオフィス施設というイメージよりは、スクール専用に作られたイメージがあり、よりおしゃれな雰囲気でした。
また、WSETの説明がJSAとの対比でされていたことが印象的で、WSETの魅力が存分に伝わりました。
一方で残念だったことは、英語クラスの振り替えは週に2回しかない英語クラス間でしかできず、どちらの英語クラスにも都合がつかない場合でも日本語クラスへの振り替えができないことでした。
外国人講師のみが英語クラスを担当をするためか、英語力に関してクラスの進度についていく自信がなければ英語クラスはあまりお勧めしないという雰囲気でした。
もう一つ気になったことは、自信の裏返しなのかもしれませんが、説明をしてくれた女性講師が押し付けの強いスタイルの講師だったことでした。「皆さん分かってないと思うけど、JSAはダメ、WSETは良い」というやや上から目線の考えの持ち主に思えました。
この講師を受講するのは少ししんどいかも?と感じてしまいましたが、調べてみたら、幸い英語クラスの担当ではありませんでした。
どちらのワインスクールにもそれぞれの特徴があって良いと思ったのですが、私自身、参加のできる曜日と時間が限られていたので、最終的には、都合の良い日時に英語クラスが開催されているワインスクールに決めました。
どちらのワインスクールにもそれぞれの特徴があって良いと思ったのですが、私自身、参加のできる曜日と時間が限られていたので、最終的には、都合の良い日時に英語クラスが開催されているワインスクールに決めました。