タイトルの通り、ワインの名称に出てくる 「Côte」 と 「Coteaux」 は非常に紛らわしい言葉です。 両者ともに丘陵地や斜面を表す言葉ですが、「Côte」は 「コート」 、「Coteaux」は 「コトー」 と表記されることが多いようです。 「Côte」 を含んだワイン名の例としては次のようなものがあります: ・Côtes du Rhône (コート・デュ・ローヌ) ・Côtes de Provence (コート・ド・プロヴァンス) 一方で、 「Coteaux」 を含んだワイン名の例としては次のようなものがあります: ・Coteaux Champenois (コトー・シャンプノワ) ・Coteaux Bourguignons (コトー・ブルギニヨン) この2つの言葉の違いを調べてみましたが、どうやら 「Côte」 の方が狭い、特定の丘陵地・斜面を表し、 「Coteaux」 は比較的広い地域を表し、複数の丘陵地・斜面を表すことが多いようです。 例えば、 「Côtes du Rhône 」 はローヌ川沿いにある斜面という特定の地域のブドウ畑から造られたワインを示しています。一方で、 「Coteaux Champenois」 は、シャンパーニュ地方にある広範囲の数々の丘陵地から造られたワインを指しているようです。 詳しいことはそこまでよくわかりませんが、 ・「Côte」 → 狭い、特定のエリア ・「Coteaux」 → 広い、包括的なエリア のような使われ方のようです。 ちなみに、プロヴァンス地方のロゼワインのAOCでは、広さにそんなに違いがないにも関わらず「Côte」と「Coteaux」 の名が付くAOCが入り混じっています。 「Côte」と「Coteaux」 のどちらが含まれるのかは、必ずしも広さだけでは決まらないようです。 <了>
以前に「英語クラスについていくための英語力」で
クラスについていくための英語力を記事にあげましたが、
テストに受かるにもそれなりの英語力が必要です。
「WSET Level3 の試験構成」で紹介をしたように、
試験は”ユニット 1:理論試験”と、
”ユニット 2:テースティング試験”の2つのユニットから構成されます。
ユニット2は、時間もたっぷりあり、記述する内容も定型文なので、
中学レベルの英語でも十分かもしれません。
より高い英語力が必要となるのは、ユニット1です。
ユニット1は合計2時間で、4択問題(50問)と記述式問題(4問)から
構成されています。
時間の目安はだいたい、
・選択式(マーク式)問題(50問-各1点)… 20分~25分
・記述式問題(4問-各25点)… 95分~100分(1問当たり25分)
と言われています。
まずは、選択式問題50問を20分~25分で回答できるような英語力、
つまり1問あたり2分で読み終えて回答を導くような読解力が必要となります。
そんなに長文の問題はないので、WSETの英語テキストがさらさら読めれば
問題ないと思います。
そして、記述式問題は与えられた質問に対して、
詳しく英文で説明をしなければならないので、英作文能力が必要です。
例えば、「アルザスの自然環境の特徴は?また、それがワインのスタイルに与える影響は?」などの質問が与えられます。
(※ちなみにこのような質問は4つの大問の中の小問の1つに過ぎません)
日本語で受験をしても時間が足りないと言われるので、
日本語の文章を書く8割くらいのスピードで書けなければ
完答は難しいのではないかと思います。
クラスについていくための英語力を記事にあげましたが、
テストに受かるにもそれなりの英語力が必要です。
「WSET Level3 の試験構成」で紹介をしたように、
試験は”ユニット 1:理論試験”と、
”ユニット 2:テースティング試験”の2つのユニットから構成されます。
ユニット2は、時間もたっぷりあり、記述する内容も定型文なので、
中学レベルの英語でも十分かもしれません。
より高い英語力が必要となるのは、ユニット1です。
ユニット1は合計2時間で、4択問題(50問)と記述式問題(4問)から
構成されています。
時間の目安はだいたい、
・選択式(マーク式)問題(50問-各1点)… 20分~25分
・記述式問題(4問-各25点)… 95分~100分(1問当たり25分)
と言われています。
まずは、選択式問題50問を20分~25分で回答できるような英語力、
つまり1問あたり2分で読み終えて回答を導くような読解力が必要となります。
そんなに長文の問題はないので、WSETの英語テキストがさらさら読めれば
問題ないと思います。
そして、記述式問題は与えられた質問に対して、
詳しく英文で説明をしなければならないので、英作文能力が必要です。
例えば、「アルザスの自然環境の特徴は?また、それがワインのスタイルに与える影響は?」などの質問が与えられます。
(※ちなみにこのような質問は4つの大問の中の小問の1つに過ぎません)
日本語で受験をしても時間が足りないと言われるので、
日本語の文章を書く8割くらいのスピードで書けなければ
完答は難しいのではないかと思います。