タイトルの通り、ワインの名称に出てくる 「Côte」 と 「Coteaux」 は非常に紛らわしい言葉です。 両者ともに丘陵地や斜面を表す言葉ですが、「Côte」は 「コート」 、「Coteaux」は 「コトー」 と表記されることが多いようです。 「Côte」 を含んだワイン名の例としては次のようなものがあります: ・Côtes du Rhône (コート・デュ・ローヌ) ・Côtes de Provence (コート・ド・プロヴァンス) 一方で、 「Coteaux」 を含んだワイン名の例としては次のようなものがあります: ・Coteaux Champenois (コトー・シャンプノワ) ・Coteaux Bourguignons (コトー・ブルギニヨン) この2つの言葉の違いを調べてみましたが、どうやら 「Côte」 の方が狭い、特定の丘陵地・斜面を表し、 「Coteaux」 は比較的広い地域を表し、複数の丘陵地・斜面を表すことが多いようです。 例えば、 「Côtes du Rhône 」 はローヌ川沿いにある斜面という特定の地域のブドウ畑から造られたワインを示しています。一方で、 「Coteaux Champenois」 は、シャンパーニュ地方にある広範囲の数々の丘陵地から造られたワインを指しているようです。 詳しいことはそこまでよくわかりませんが、 ・「Côte」 → 狭い、特定のエリア ・「Coteaux」 → 広い、包括的なエリア のような使われ方のようです。 ちなみに、プロヴァンス地方のロゼワインのAOCでは、広さにそんなに違いがないにも関わらず「Côte」と「Coteaux」 の名が付くAOCが入り混じっています。 「Côte」と「Coteaux」 のどちらが含まれるのかは、必ずしも広さだけでは決まらないようです。 <了>
WSET Level3の規定(specification)によれば、試験構成は次のように書かれています。
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試験はテキストその他の持ち込み不可で行われ、受験者は、2 つのユニットから成る試験に合格しなければなりません。
ユニット 1:理論試験の試験時間は 2 時間で、2 部構成になっています。問題の構成は次の通りです。
• 多肢選択式問題 50 問
• 記述式問題 4 問(各 25 点)
このユニットの試験に合格するには、各部の問題で正解率 55% 以上を得点する必要があります。
ユニット 2:テースティング試験の試験時間は 30 分で、試験内容は 2 種類のワインのブラインドテースティングです。
このユニットの試験に合格するには、正解率 55% 以上を得点する必要があります。
WSET ワイン レベル 3 資格を取得するためには、両方のユニットに合格しなければなりません。
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まとめると、試験は次の3種類
① 筆記試験 - 選択式50問
② 筆記試験 - 記述式4問 (①②を合わせて2時間)
③ テースティング - 2種類 (30分)
これらの試験をやって、
それぞれにおいて55%以上正解しなければならないということです。
①と③はJSAのJSAソムリエ・ワインエキスパート試験と似たような内容ですが、②は曲者なので特別な対策が必要です。さらに1問あたり25点と非常に高い配点です。(参考記事:WSET L3試験の成績評価に関する考察)
ちなみに試験は1年に2回、決められた日程で行われるので、この日を逃すと半年待たなければなりません。
関連記事:WSET Level3の問題構成と記述式試験対策
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試験はテキストその他の持ち込み不可で行われ、受験者は、2 つのユニットから成る試験に合格しなければなりません。
ユニット 1:理論試験の試験時間は 2 時間で、2 部構成になっています。問題の構成は次の通りです。
• 多肢選択式問題 50 問
• 記述式問題 4 問(各 25 点)
このユニットの試験に合格するには、各部の問題で正解率 55% 以上を得点する必要があります。
ユニット 2:テースティング試験の試験時間は 30 分で、試験内容は 2 種類のワインのブラインドテースティングです。
このユニットの試験に合格するには、正解率 55% 以上を得点する必要があります。
WSET ワイン レベル 3 資格を取得するためには、両方のユニットに合格しなければなりません。
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まとめると、試験は次の3種類
① 筆記試験 - 選択式50問
② 筆記試験 - 記述式4問 (①②を合わせて2時間)
③ テースティング - 2種類 (30分)
これらの試験をやって、
それぞれにおいて55%以上正解しなければならないということです。
①と③はJSAのJSAソムリエ・ワインエキスパート試験と似たような内容ですが、②は曲者なので特別な対策が必要です。さらに1問あたり25点と非常に高い配点です。(参考記事:WSET L3試験の成績評価に関する考察)
ちなみに試験は1年に2回、決められた日程で行われるので、この日を逃すと半年待たなければなりません。
関連記事:WSET Level3の問題構成と記述式試験対策